高橋ジョージ(左)と三船美佳(右)
【タイムリー連載・フィフィ姐さんの言いたい放題】2004年『Mr. &Mrs. スミス』での共演をきっかけに交際をスタートさせ、2014年に結婚、実子と養子あわせて6人の子どもたちの親でもあるブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。仲睦まじく見えていた大物夫婦だったが、このたびアンジェリーナが裁判所に離婚を申し立てたことが明らかとなった。女性が男性に離婚を切り出すときの女性の心理とは如何なるものなのか。フィフィは男性陣に警告を促す。

女性が別れを切り出してきたなら、時すでに遅し!

 21日、リオ五輪でも活躍したお二人、卓球の福原愛さんと台湾代表の江宏傑さんの結婚会見が開かれましたね。こんな結婚してみたいって誰もが羨むような、幸せそうな結婚会見でした。

「ああ〜、結婚っていいな!」って思っていた矢先、飛び込んできたのはブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの離婚騒動。元々彼女は自らの独特な価値観に基づいて慈善活動とかを行なっていたから、パートナーは合わせるのが大変だろうなとは思っていたんだけど。長いあいだ、ブラピもよく頑張っていたんじゃないかなあ。

 だけど、ひとたび離婚となった途端、飲酒やドラッグ、子どもへの虐待など、アンジー側はブラピを批判。今まで愛していた人をいきなりここまで批判するなんて、いくら離婚をスムーズに、有利に進めるためとはいえ、女性の変わり身の早さに男性陣は驚くかもしれません。

 そしてたとえ離婚話を切り出されても、まだやり直せるんじゃないかと思うかもしれません。だけど、女性が別れを切り出してきたなら、時すでに遅し! もはや修復の手だてはありません。

サインを出す女性と、それに気が付かない男性

 この離婚劇、似たようなケースが日本でもありましたよね。そう、三船美佳さんと高橋ジョージさんです。

 このお二人も、かつては愛ちゃん夫妻に負けないくらい、ラブラブな夫婦として有名でした。そのイメージが一転。離婚となった途端、もはや聞く耳を持たず、モラハラだと言い張り、吹っ切れた様子でテレビで相変わらずの笑顔をふりまく三船さんと、未練が大いにありそうに見えた高橋さん。その温度差がとにかく印象的でした。

 ここで、女性として一言言わせていただきますが、女が決断したら切り替えは早いよ〜。もう生理的に無理になるんですよ。かつて好きだったチャームポイントもクセも、すべてがもう嫌になるの。

 そして別れを切り出すってときには、すでに覚悟を決め、離婚に向け環境を整えてしまっている。やり直そうという気はありません。

 もちろん、離婚を決断するにいたるまで、女性はサインをちょこちょこ出しているんです。それがもっとも顕著に現れるのが性生活。汗の匂いひとつとっても、愛情があったときと、生理的に無理になったときとでは、まったく違って感じるのよ(笑い)。

 だから、もし奥さんに汗が臭い、汚いなどと言われたら、男性陣はそのサインを見逃さないようにしないといけませんよ〜。あなたの奥さんも、三船さんのように、たとえ顔では笑っていても、その裏では着々と離婚準備をすすめているかもしれませんよ。

 何度も言いますが、実際に切り出されたときにはもう遅いんですから!

《構成・文/岸沙織》