「’14年の『シーズン13』で初登場した仲間由紀恵さんですが、出番は3回のみのゲスト扱いでした。2シーズンぶりの復帰となった今作では、“4代目”の反町隆史さんに並ぶ主要キャストとして出演するそうです。でも、本来なら水谷豊さんの新『相棒』になっていたとの話も絶えず……」(テレビ誌記者)
水谷豊主演のテレ朝系ドラマ『相棒』も、10月12日から『シーズン15』に突入。’00年の単発に始まり’02年からシリーズ化、16年間で相棒も4代目に引き継がれている。昨年の『シーズン14』から、その大役に抜擢されたのが反町隆史だった。
しかし、就任当初からもっぱら、こんなウワサもささやかれていた。
「彼はあくまで“本命”が就任するまでの“つなぎ”で、1シーズンの限定出演と言われていました。というのも仲間さんは、昨年の放送同時期に森光子さんから引き継いだ『放浪記』に出演。尊敬する森さんの舞台とあっては、いくら『相棒』といえども先送りにするしかなかったのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
だが、仲間の起用は揺らがなかった。『シーズン13』から担当するプロデューサーは、彼女の代表作のひとつ『TRICK』(テレ朝系)を手がけてきた人物。彼女と番組の信頼関係は、すでに築かれていた。
「当の仲間さんも“『相棒』のためなら”と、スケジュールは昨年の時点で空けていたといいます。多忙な大女優ですからね」(芸能プロ関係者)
来年1月にはWOWOWで主演ドラマの放送も控えている仲間だが、撮影は今夏に行われており『相棒』に支障はなさそう。5代目就任に向け準備が整っていたようだが、
「昨年に顔合わせをすませるとすぐに意気投合、水谷さんが“ソリいいよ、ソリいいね!”と、かなり反町さんを気に入っちゃったんですよ(笑)。
演技に対する姿勢もそうですが、反町さんは撮影外のところで自然な気遣いをするんですよ。その後、すっかり水谷さんの聞き役になっていますし、もはや現場から彼をはずせない状態だとか」(テレビ局関係者)
これまでにラーメンやホルモン鍋など、各ロケ先の美味しい名物を自身の足で“捜査”しては水谷に報告する反町の姿を「週刊女性」は報じている。相棒というよりは上司と部下のような関係にも見えるが、その働きぶりにご満悦のようだ。
「もしかしたら、そんな水谷さんの“ひと声”で4代目続投が決まったのかもしれませんね。そして今後長らく、反町さんが相棒を務めるのでは、と言われています。
というのも、今回の『相棒』出演が終わったら、仲間さんが妊活を始めることも考えられるからです。夫の田中哲司さんも50歳ですからね。そうなると来年以降の撮影参加は実質、難しくなるかもしれません」(芸能プロ幹部)
劇中では1児の母親でもある仲間。水谷にとって初の女性相棒、そしてママさん相棒となる日が来るか。