9月中旬のある夜、休日ということもあり、道行く人はまばらだった。降りしきる雨の中、都内のダイニングバー『N』の前だけになぜか人だかりが─。
「この日はフジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』の打ち上げが行われていたんです。会はすでに始まっていましたが、この日が最終回の放送日ということもあってメインキャストの山崎賢人さん、桐谷美玲さんらがインスタグラムで告知を兼ねた写真をそれぞれアップしていました」(テレビ局関係者)
開始から3時間ほどで1次会が終了。会場から参加者が続々と姿を現した。吉田鋼太郎と菜々緒が並んで話しながら出てきたかと思うと、劇中では3兄弟を演じた山﨑と三浦翔平、野村周平が連れだって店から出てきた。
それぞれが2次会のカラオケ店へ。ここでの目玉はビンゴ大会だった!
「山崎さんや桐谷さん、三浦さんらは旅行券を景品に出していましたね。山崎さんの景品が発表されたときに、お酒の力もあってかスタッフたちから“当選者にはムニュチューも!?”なんて声が上がったりして、参加者全員ノリノリに。しかも彼が目薬を持っていたので“目薬差し”も副賞に追加されました」(会の参加者)
そもそも、“ムニュチュー”っていったい?
「第1話でドSキャラの山崎さんが、まだ出会って間もない桐谷さんの両頬を片手でギュッとつまんで、唇が尖ったところを強引にキスするシーンがあったんです。視聴者からも、“壁ドンもいいけど、こんなキスされたらドキドキする”“こんな発想はなかった!”といった、絶賛の声が相次いだそうです」(テレビ誌ライター)
そんな“ムニュチュー”権をゲットしたのは、1人の女性スタッフ。
あのイケメンから本当にキスしてもらえる!?……かと思いきや、
「スタッフの間から“それはちょっとマズいんじゃない”という声があがり、目薬差しだけになりました」(前出・会の参加者)
2次会は日付をまたぐまで続いたが、午前2時ごろにはお開きに。
「1時半ごろに桐谷さんも事務所の車で帰っていきました。6時間以上ですから、少々疲れぎみではありましたね。ほかの出演者もそれに続いて解散でした」(制作会社スタッフ)
山崎も桐谷が会場を後にしてからほどなくして、数人のスタッフに見送られながらひとりタクシーに乗り込み、帰路についたのだった。