先日行われたジャパンオープンでは、国内初の4回転フリップを成功させるなど絶好調の宇野昌磨。今月末にはグランプリシリーズも開幕し、活躍が期待される。そんな彼は、インタビューなどでも表情を変えないクールなイメージだけど、普段はどんな人?
浅田真央との縁
「宇野くんは5歳のとき、浅田真央ちゃんが通っていた名古屋市内のスケートリンクに遊びに行き、彼女に誘われてスケートを始めたんです。いつも真央ちゃんの後ろを滑っていて、姉弟みたいでした」(スケートリンク関係者)
彼の将来性にいち早く気づいた真央ちゃんはさすが!
実家はお金持ち!?
「フィギュアスケートはお金がかかることで有名です。安いスケートシューズは2万〜3万円で買えるのですが、一流選手が使うスケートシューズはブレードと靴を合わせて20万円ほどするんですよ」(フィギュア関係者)
半年ごとに替えていくので、スケートシューズだけで1年で40万円、ほかにもレッスン代、遠征費や衣装代、振り付け代などもかかるんだとか。なかなか大変そうだが、宇野の実家はというと、
「実父は名古屋にあるIT関係の会社を経営していて、実家の部屋の中には高級なピアノやインテリアが並んでいるそうです。祖父は日本画家で、世界中の美術館に作品が展示されているそうですよ」(スポーツ誌ライター)
趣味は〇〇
「好物は焼き肉で、脂身が少ないハラミとロースがお気に入り。一時期はゲーム『モンスターハンター』にドはまりしていて、プレーするときはとても無邪気になるんですよ」(宇野の知人)
スケート以外にも“意外な趣味”があるそう。
「シニアに上がってからは時間がなくて通えてないそうですが“ゴルフ好き”なんです。高校生のときから自分のゴルフクラブを持っていたそうですよ」(宇野の知人)
クールかと思いきや……
羽生などに比べて、いつも硬い表情の宇野。それには理由がある。
「宇野クンはかなりの人見知り。初めて会った人と話すのが苦手で、目を合わせるのもためらうそうです。初対面の人とは、誰かを介してじゃないと会話できないほどなんです」(スポーツ紙記者)
ただ、仲よくなった人とは話が別。先輩に対してもこんなことをしてしまう“お子ちゃま”な面も。
「大の偏食で、野菜が大嫌い。大会や合宿では“食べます?”と先輩に野菜を上目遣いで譲ってるというか、甘えているというか……。特に、宮原知子選手に野菜をあげているとよく聞きます(笑)」(前出・スポーツ紙記者)
世代関係なく愛されキャラ
宮原との関係からわかるとおり、先輩たちからは可愛がられているようだ。
「昨年はシニアデビューしたての1年生。多くの先輩からいじられていましたね。アイスショーのコメント撮りの場面ではマイペースで、先輩たちが話している中でもケーキに夢中。話を聞いてなくて、羽生選手に怒られていました。
今年からシニアに上がった山本草太選手にも、年下なのによくいじられています(笑)」(前出・フィギュア関係者)
とある大会では、選手の控え場所で先輩の田中刑事選手のひざに自分から座りにいったこともあるそう。いわば“憎めない弟キャラ”なのだ。
内に秘める闘志
しかし、そんな可愛い一面を見せていても、スケートに関しては人一倍の負けず嫌いだと証言するのは、前出のスポーツ紙記者。
「今年4月の世界選手権で思うような演技ができなかった試合では、キスアンドクライで点数を待つ間に号泣していたんです。それはもう大粒の涙を流していて、本当に悔しかったんでしょうね」
今年3月の雑誌インタビューでも、《僕はダメだと思えるからこそ、次は何やろうと頑張り続けられるんです》と、答えている。常に上を目指す“次世代エース”のさらなる飛躍に期待!