10月5日の昼下がり、原宿の路上を並んで歩くふたり。実はお互いに家庭がある身だ

 『YAWARA!』『MASTERキートン』などの人気作品を連発してきた漫画家の浦沢直樹。浦沢はコミックの売り上げが累計1億部を突破するほどの売れっ子だ。しかし、そんな彼が大手出版社の社員であるAさん(50代の女性)と不倫関係にあることが発覚した。

 浦沢には妻と娘がおり、Aさんにも家庭がある。つまり、W不倫ということになる。「週刊女性」本誌は8月と9月に、このふたりが密会する現場を2回ほどキャッチしている。

 そして10月5日の午後2時過ぎにも、原宿のカフェ『M』で軽食をするふたりを目撃。時折、親密そうに顔を寄せて話をする。店内を見ると、面接をしている客が。

浦沢「(声を潜めて)なんかの入社試験なんじゃない?」

Aさん「入社試験で、最近読んだ本の感想聞くと“あ、この子。本読んでないなー”ってすぐわかるんですよね」

 と、Aさんの敬語は崩れないものの、腹を割って話をしているような親密ぶりが感じられる。Aさんが支払いをすませ領収証をもらっていた。店を出て、駐車場に戻ってきたところを直撃した。

─おふたりは交際されているのですか?

浦沢「なんですか、急に。全然、心外ですよ。そういったことはありません」

Aさん「打ち合わせでお会いしました。今日もそうです」

 息の合った受け答えは冷静だが、次の質問で顔色が変わった。

─おふたりで渋谷のラブホテルに行かれていますよね?

Aさん「いえ、別人です」

浦沢「関係はないです」

─写真があるのですが。

Aさん「別人です」

浦沢「(事実は)ありません」

 別人というなら、浦沢が誰かほかの女性とラブホテルに入ったことになる。

─ラブホテルに入るような関係は一切ない?

Aさん「関係はないです。先生と行ったことは、ね」

浦沢「ないですよ」

'08年から公開された『20世紀少年』の舞台挨拶。浦沢の左手薬指には結婚指輪がキラリ。Aさんはただの"ともだち"なのだろうか

─では、先生にそっくりな方とホテルに入ったことは?

Aさん「ないないない、ないですよ!」

浦沢「めちゃくちゃだね」

 少しずつ答えが乱れ始める。

─でも、目黒の『E』には行かれていますよね? その前に食事もされています。

Aさん「それは私のプライバシーですから……」

 完全に否定する言葉にはならなかった。あくまで打ち合わせで会っていたと主張。

Aさん「私も人のことを言えない会社にいますから。こうして公人の方と食事に行くとなると、そういう見方をされることもわかります」

 Aさんの会社の雑誌でも週刊誌を出版しているので、取材には理解を示してくれたようだ。今回はサイン本を渡しただけだと話す。

─ラブホテルに行っているということがあったので。

Aさん「それは誰が目撃したんですか。先生と私に嫉妬する人とか?」

─8月と9月に、少なくとも2回行っていますよね?

浦沢「僕ひとりでラブホテルに行ったとしても、それは大問題ですよ」

 必死に取り繕ってはいるが、その目には明らかに動揺の色がうかがえる。

─写真があっても、一緒ではなかったと?

浦沢「一緒ではないですね」

 ホテルに行ったことは否定できなくなっても、Aさんとではないと強調する。

浦沢「ただ、こういうふうにして、根も葉もないところでも(記者が)いらっしゃるのだなぁと。(漫画の)取材にはなりましたけどね。僕の取材になったってことですよ、ドラマ作りの」

─では、写真の人物は別人なんですね?

Aさん「それはとてもプライベートなことなので。申し訳ないですけど」

 話を終えると、ふたりはそろって街の喧噪に消えて行った。