KinKi Kidsのアリーナツアーが9月29日、日本武道館で初日を迎えた。
「今年の7月から彼らは“デビュー20周年イヤー”に突入。初日公演で、例年は12月30日、31日に行っている東京ドームコンサートを、今年は12月22日、23日に行うことを発表しました」(芸能プロ関係者)
これにより、毎年恒例になっていた“大みそかのコンサート”が今年はなくなった。
「31日のスケジュールを空けたのは、『紅白歌合戦』(NHK)への出場のためと言われています。キンキはこれまでにバックダンサーやゲスト出演という形で紅白に数回出演していますが、自分たちの歌をきちんと1曲披露したことはないので、ファンの期待が高まっています」(前出・芸能プロ関係者)
だが、実は喜んでばかりもいられない。いま一部のファンの間で、ある不満が爆発中。
「今回のツアーのチケットも争奪戦となったのですが、抽選に漏れた人への返金の方法の一部が、“返金せずにそのぶんのお金を使って、年末のコンサートへ優先的に申し込める”というものでした。
優先とは聞こえがいいですが、日時も場所も本来行きたかった公演とはまったく違うものになってしまいます」(キンキのファン)
ジャニーズは、チケット購入が“料金を先に振り込んでからの抽選”という形が多いが、振り込んだお金が勝手に別の公演に振り替えられるというのは初めてのこと。
「優先申し込みを希望しない方への返金処理もかなり時間がかかるらしいので、事務所のやり方にファンの不満が爆発、大炎上中です」(前出・キンキファン)
渦中のキンキのいまの思いはというと─。
「2人はツアー初日の公演前にスポーツ紙の取材に答え、紅白に関して剛クンは“僕が大みそかのスケジュールを空けたわけではないので”と答えましたが、一方の光一クンは“期待していただけるのはありがたいですが、身を任せている状況”と明言は避けつつも、“そうなればありがたい”と話していました。“決定”まであと一歩といったところではないでしょうか」(前出・芸能プロ関係者)