10月20日、プロ野球ドラフト会議の事前番組で、「若い子たちの就職先が決まるわけですから。運命の1日です。いろいろなドラマがあると思います」と語ったのはSMAPの中居正広。知ってのとおり、大の野球好きだ。
「'13年の『ワールド・ベースボール・クラシック』ではグラウンドから実況。'15年の『WBSC世界野球プレミア12』では敵チームの選手の配置変換にいち早く気づき、野球ファンから称賛されていました」(スポーツ紙記者)
今年の4月11日号からは、ベースボール・マガジン社から発行されている『週刊ベースボール』で、月刊連載『中居正広のとことん野球大好き!!』をスタートさせている。
「“ドシロウト”である中居クンがファン目線で野球について語っていますが、内容はかなりコア。中居クンの連載とあって購入したSMAPファンも“わかんない!”とSNSに書くなど、ついていけない人も多いかもしれません」(スポーツライター)
この言葉を裏づけるように第5回の連載では最近注目しているという東北楽天ゴールデンイーグルスの吉持亮汰選手の名前を挙げ、2軍に移ってからの動向を語っていた。
《打率が1割台とふるわずに二軍に落とされて、さらにケガで戦線離脱してしまったのですが、ぜひまた彼のプレーを一軍の舞台で見たいですね》(8月8日号)
少年野球チームに所属していたころは“1番サード”のレギュラーだった中居少年。
「選手時代に4番サードを守っていた原辰徳さんの大ファン。この打順と守備位置は、巨人のスターである長嶋茂雄さんとも同じで、伝統の系譜です。中居クンもそのポジションに憧れていたそうです」(前出・スポーツライター)
4番打者に憧れていたが、各選手の役割を理解し、自分のポジションを全力でこなすことを決意した中居。1番サードは長打、あわよくば本塁打が期待されるのだそう。
「試合のムードメーカーですね。足が速くて打撃にもパンチ力があり、守備もしっかりできる人物が多いです」(前出・スポーツ紙記者)
連載の中では“野球で学んだことが芸能活動でも役立っている”と語る。
《SMAPの中で僕の役割って何なのかなと考えたときに、まず歌ではないなと(笑)。〜中略〜歌は他のメンバーに任せて、自分はおしゃべりで一番になれるように精いっぱい頑張ろうと》(7月11日号)
まさにこのポジションは、SMAPでも1番サードだったのだ。彼が野球に絡めてSMAPについても語ってくれるこの連載、野球ファンならずとも、一見の価値アリ!