「猪瀬さんは彼女の魅力について“やっぱり(絵で)自分のオリジナルな世界を作れるというのは魅力だと思いますね”と語っていました」(スポーツ紙記者)
『週刊新潮』の記事で明らかになった元東京都知事・猪瀬直樹氏と女優で画家の蜷川有紀との熱愛。報道されてすぐ、10月20日放送の『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)に生出演した猪瀬氏は、熱愛についてツッコまれると冒頭のような反応を見せた。普段の眉間にしわを寄せた仏頂面とは違う“デレデレ顔”に。
さらにこの生放送の同日には、蜷川も都内でマスコミ取材に応じ、堂々と交際を認めた。結婚の可能性について聞かれると「来年5月の私の個展が終わってから、考えたいなと思います」と含みを持たせる余裕まで見せた。
もともと、作家だった猪瀬氏が彼女のアーティスティックな部分に惚れたようで、
「蜷川さんがダンテの『神曲』をテーマにした絵を描くにあたり、人にアドバイスをもらっている中で猪瀬さんを紹介され、恋仲になっていったそうです」(芸能プロ関係者)
ふたりの話題でメディアを席巻した1日。実はこの話にはウラがあったようで……。
「どうやら蜷川さんが受けた取材に関しての日時や場所は、猪瀬さんが全部決めていたそうです。彼女のメディア露出を増やして芸術活動をサポートしようとしてるんです」(前出・芸能プロ関係者)
そのプロデュース術も実に政治的で、
「ニュースを見ても、さりげなく“5月に展覧会が始まる”という情報を盛り込んだり、バッチリメイク姿で美人な蜷川さんの姿を自分の生放送の同日に披露したりと、綿密な宣伝戦略が練られていましたね」(テレビ局関係者)
そこまで一生懸命になれるのも、氏が彼女にゾッコンだからにほかならない。'12年には、自らのツイッターで、
《経済学者も法律学者も政治学者も、文学・芸術がわからない輩はたいがい人生観が薄っぺらです。(中略)何学であろうとその人独自のなめらかな文体、映像的に示せる能力、があるかないかです》
と綴っている。まさに彼女はどストライクの女性だったと言えるだろう。
「'13年に悪性脳腫瘍で先立たれた猪瀬さんの元奥さんについても、蜷川さんは理解があるようです。仕事もプライベートも互いのこれまでの歩みを尊重しあう、成熟した男女の関係といったところですね。」(前出・芸能プロ関係者)