本格メジャーデビューしたシングルがオリコンのデイリー1位を獲得し、ノリにノッているBOYS AND MEN。
彼ら10人全員が自らを演じる異色の映画『BOYS AND MEN〜One For All,All For One〜』がついに公開! フィクションでもなく、ドキュメンタリーでもない、現実と演出の狭間をドラマチックに描く“ボイメン10人のストーリー”。
「名古屋では芸能は花を咲かせない、とくに男性のグループなんてムリ!」と言われ続けながら歩んできて5年……。そんな彼らが“奇跡”を起こした物語について、リーダーの水野勝と、ゆーちゃむこと小林豊の2人に聞きました。
水野「もう見終わったあと、腰が立たないほど大泣きですよ(笑)」
小林「メンバーもスタッフも、みんな号泣。ああ、こんなことあったよなぁ、あんなことあったよなぁ、って」
水野「そう。自分を客観的に見なくてはいけなかったし、グループに対してもそう。なんて言うんだろう、とても難しい役でしたね。自分自身を演じる、ということが今までなかったし、台本の中の水野勝は、僕であって僕でない。これって自分なのか? と思いながらも、やっぱりこれは俺だ、と思ったり。
感情をあらわにする役で、物語の核となる長ゼリフもあったり、プレッシャーもあって……。でも、メンバーみんなと一緒に出る映画は、やっぱり楽しかったですね」
小林「僕もすっごく楽しかった!“あれ、〇〇ってこんな一面があったんだ”“自分ってこんな感じだったのか”なんて思うこともけっこうあって、メンバーと自分の新たな一面を垣間見られたのもうれしい」
「寝るときに同室はイヤ!」なメンバー
劇中では、メンバーが一緒に暮らしている設定になっているが、実際のところは?
小林「シェアハウス? ない、ない(笑)。みんなで一緒に暮らすなんて、ありえない!」
水野「僕も想像つかないなあ。といっても、ほとんどずっと一緒だから、みんなで暮らしてるようなもんだったし。ただ寝るときに同室は勘弁して! とくに、田村。夜中に突然、うわあっ、って声を上げたり、むにゃむにゃ寝言をいったり。もう、うるさいから(苦笑)」
小林「僕は、けっこう誰と同じ部屋でも大丈夫かも。まあ、お母さんみたいにちくちく言われなければいいや」
水野「ゆーちゃむは、ちくちく言う側に見えて意外にそうでもないんだよね。ざっくりした面もあるというか。そうそう、映画に出てくるシーンで、エプロンをつけて料理するところがあったけど、エプロンなんて実際はしなくない?」
小林「うん、エプロンどころか服も着てないことがあったよね」
水野「裸とまではいかないけど、パンツ一丁で料理してたよね」
小林「あった、あった。でも、そのシーンは、映画にはないですからね。誤解なきよう(笑)」
水野「とにかく、ほかにも見どころは満載。ネタバレ寸前ですが、あえて言ってしまうなら、僕が好きなのはラストのライブシーン。
これ、クランクインしてすぐに撮ったシーンなんですけど、ここで感情がぐっと入り込んじゃって、もうぐっちゃぐちゃの本気泣き。最初に撮ったとはまったく思えないほど、みんなの表情もリアル」
小林「この映画は、僕らがたどってきたこの5年を、妙にリアルに、それでいてフィクションも交えて仕上げているので、見ていて飽きないと思う。これって本当のこと? とか、ボイメンって裏ではこんな感じなんだ……みたいな想像をするのも楽しいと思う」
水野「ボイメンを知っている人も、知らない人も楽しめるので、ぜひ見てください!」
<作品情報>
映画『BOYS AND MEN 〜One For All,All For One〜』
10.29(SAT)より全国ロードショー
映画公式サイト http://bm-movie.com/
出演:水野勝 田中俊介 田村侑久 辻本達規 小林豊 本田剛文 勇翔 平松賢人 土田拓海 吉原雅斗 西丸優子 鈴木アメリ 尾美としのり 石丸謙二郎 いとうまい子 渡辺いっけい、ほか
監督:植田尚 脚本:早野円 植田尚