今年でデビュー20年目に突入し、精力的な活動を見せているKinKi Kids。12月31日の『NHK紅白歌合戦』への初出場も見込まれている。
「'97 年のデビュー年を含めて、これまでにも出場オファーがあったといいます。ですが当時の紅白は求心力が落ちてきたころでしたし、実入りがいい年末コンサートを優先させたのでしょう。またジャニーズカウントダウンの“顔”として司会も務めてきましたからね」(スポーツ紙記者)
ところが今年、キンキの東京ドーム公演は12月22日と23日で、例年の年末から繰り上げたスケジュール。当然、紅白に合わせて調整されたものとみられる。
そして20年目を記念した久しぶりの全国ツアーも9月28日からスタートし、11月2日に全公演を終了した。
「何といっても関西出身者らしい軽妙なMCが魅力。長いときは合計1時間もしゃべることもあって、歌以上に楽しみにしているファンもいるほどです。中でも地元の関西方面では“タガ”がはずれるのでしょう。いっそうおもしろくなる」(アイドル誌編集者)
実際、10月13日、14日の大阪城ホール公演では、おもしろくも少し危ないトークで沸かせた。堂本剛は早々、
「え〜、今日は西のほうなんでね。“うんこ”言うても大丈夫やなって、ね」
相変わらずうんこ話が大好きな剛は、今年で37歳。
17年ぶりの大阪城ホールはチケット争奪戦が激化し、堂本光一の本音も炸裂?
「ありがたいことにね、チケットが取りにくかったそうで。けっこう売りに出ていてアリーナが20万円とかになっていたらしくって。オレ、すぐ買えるからさ、買って売ればよかったなって。儲かった」
剛「ダメですよ!」
ジャニーズ事務所でも近年、問題視しているコンサートチケットの転売。今年は音楽業界全体で「チケット高額転売取引の防止」を訴える共同声明を発表。賛同する172組のアーティストの中にはもちろん、キンキの名前も連なっているけれども……。
10月30日、11月6日の『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)で、2週にわたって放送されたユニバーサル・スタジオ・ジャパン特集のことも、この日には、
剛「オンエアまだやけど、全部しゃべるからな」
光一「オレらネタバレとか気にせ〜へんからな」
番組構成や視聴率などいっさい気にしない。大使を務めた先輩SMAPの後を継いだ気か、USJの楽しみ方を暴露しまくった。そして、恒例のジャニー喜多川社長の話も。ジャニー社長にツアー名を相談すると、
「『We are KinKi Kids』だよ! ユーたちはソロでも頑張ってきて、そのうえで2人なんだから」
と言われたそうだが、実はこのツアータイトル、ファンの間ではこんな思惑が込められているとも。
「SMAPも同じ20年目の年に、『We are SMAP!』というアルバムを発売、コンサートツアーを開催したんです。かつてバックダンサーを務めたキンキは、いわばSMAPの弟分。尊敬する兄さんへのリスペクトも込められているんじゃないかと」(アイドル誌編集者)
紅白でも、危ない愛あるトークをお願いします!