「スケールの大きな歌。この歌で紅白に出て、お待たせしたみなさんに恩返ししたい」
11月3日、宮城県名取市で無料チャリティーライブを開催した福田こうへいが、1500人を超える観客を前に『紅白歌合戦』への強い思いを口にした。
「'12 年リリースの『南部蝉しぐれ』がスマッシュヒット。
'13 年に紅白歌合戦に初出場してから2年連続で出ていましたが、昨年は落選。というのも、前事務所との独立騒動が起きてしまい、その影響が大きいと言われています」(スポーツ紙記者)
独立により損害をこうむったとして、'14 年まで彼が所属していた事務所が1億100万円の賠償を求めて提訴。
民事裁判は約1年半に及んだが、今年6月に和解が成立している。そこからは再び追い風が吹いてきたようで、
「今年8月に、2年5か月ぶりにリリースした新曲『北の出世船』は9万枚を超える大ヒット。演歌界では異例の売り上げといえます。そこで今年は再びという気持ちが強い」(前出・スポーツ紙記者)
そんな絶好調の福田を陰で支える女性がいる。
意外や意外、小林幸子の元所属事務所社長だった、Sさんだ。
「Sさんと小林は長年にわたって二人三脚でやってきたが、小林が'11 年に今の夫と結婚すると、関係がギクシャク。翌年には小林が一方的にSさんを解雇してしまったようです。当時、テレビや新聞でも連日のように報じられました」(ワイドショー関係者)
なぜマネージャーの解雇がここまで大騒動になったかというと、Sさんが業界でもいたるところに顔がきく敏腕だったからにほかならない。
「美川憲一が紅白から落選した'09 年に、同じく豪華衣装対決が話題になっていた小林も落選予定だったんです。夏ごろには出場できないことを内々に伝えていた。
しかし、Sさんはそれから紅白関係者などに粘り強く交渉し、なんとか彼女の落選を食い止めたんです」(NHK関係者)
そもそもなぜ、Sさんが福田のマネジメントをすることになったのだろうか?
「現在、福田が所属しているのは、彼の地元である岩手県にある事務所。地方だけに東京に集中しているマスコミ各社の対応や芸能界のルールなどには疎いので、社長が直々にSさんに福田のプロモーションなどをお願いしたそうなんです。
実際に歌番組や新聞社などに積極的に売り込んでいますよ。当然、NHKとも太いパイプがありますし、紅白復帰を狙う福田にとってはこれ以上ない援軍でしょうね」(レコード会社関係者)
そこで、Sさんに福田の紅白出場への可能性について直撃してみると、
「すべてはファンのみなさまのおかげです。ただ、今は大事な時期なので話せないです。本当にすみません」