「一部では“紅白絶望”とも報じられていますが、NHKはすでに彼らが出場するものとしてタイムスケジュールなどを進行しているといいます。いくつかのプランが浮上していますが、中でも大トリはもちろん、3曲を歌わせるという特例措置が有力です」(テレビ局関係者)
12月31日の大晦日に放送される、NHK『紅白歌合戦』が例年以上に揺れている。その中心にいるのはもちろん、同日をもって解散、5人として最後の出場が見込まれているSMAPだ。
3月12日に同じくNHKの『明日へコンサート』で歌って以降、すべての歌番組出演を見送ってきた。そして解散まで2か月を切ったいま、予定していたはずのデビュー25周年記念コンサート開催もなくなってしまった。
それだけにNHKはどんな手段を使ってでも、“超目玉”の出演を実現させたいのだ。
「2曲目に『夜空ノムコウ』、そしてラストに『世界に一つだけの花』を会場全員で歌う大団円を描いているようです。まだ1曲目が決まらずに演出面も含めて中居(正広)や木村(拓哉)ら、年長メンバーへの聞き取りも行っているとか。
ですが、Iさんという絶対的なまとめ役がいないだけに少々もめているそうですね」(前出・テレビ局関係者)
ジャニーズ事務所からの独立画策、そして結果として解散にまで発展した騒動。I元マネージャーと、メリー喜多川副社長との確執が一因とされている。
実質的に“クビ”を言い渡されたIさんとともに、コンサートを含めた歌に関する演出を一手に引き受けていたのが香取慎吾だった。
その“ブレーン”であるはずの香取が、紅白出場の“足かせ”になっているとも。
「中居とキムタクは出演に前向きで、稲垣(吾郎)と草なぎ(剛)は多数に従うとみられています。とくにキムタクは来年にドラマを控えていますから、イメージが悪いままで年を越したくはない。
笑顔で終わらせたいのが本音でしょう。ところが“Iさんを裏切ったキムタクへの反抗か、香取が首を縦に振らない”というのが“定説”になっています」(ワイドショースタッフ)