「やっとみんなのおかげでAAAがドームに立つことができました。ありがとうー!」
男女7人組パフォーマンスグループ、AAAが自身初となる東京ドームでの単独ライブを開催。今年のツアー『AAA ARENA TOUR 2016 -LEAP OVER-』を経て、9月にデビュー11周年を迎えた彼らは、初めてのステージにうれしさを身体いっぱい噛みしめる。
ペンライトを手にした約5万人のファンは、オープニング映像が流れ始めた瞬間から大歓声で会場を盛り上げ、メンバーがオールホワイトの衣装で登場するとボルテージは序盤から最高潮に!
トロッコに乗って会場を回ったり、メインステージやセンターステージを使いながら端から端までのファンを楽しませる。紅白歌合戦で披露したこともあるヒット曲『恋音と雨空』『さよならの前に』をしっとり歌い上げ、
「平日なのに、こんなにたくさんの人に来ていただきありがとうございます。このステージに立てるよう頑張ってきました! 最後までよろしくお願いします」
浦田の言葉に、あらためて7人は会場を見渡し感慨深そうに表情を緩ませていた。
「今日のライブが初めての人〜!?」と日高が呼びかけ、予想以上に多く手が挙がったことに驚きながら、與が「もう、今日で俺たちのこと好きになったやろ?」と会場を笑わせる場面も。
今、世界中で大フィーバー中の“ピコ太郎”のプロデューサー・古坂大魔王とは同期で長い付き合いだと明かし、会場のみんなで『PPAP』を大熱唱。「歓声で耳が痛いのは初めて」「アリーナもスタンドも、まだまだいけますか〜!?」、7人の呼びかけに応えるファンも負けてない!
大きなアンコールに迎えられ出てきたメンバーは『ハリケーン・リリ、ボストン・マリ』でタオルを振り回しながらファンと楽しみ、7色に光るペンライトの中で『虹』を歌い上げ、約3時間のステージを締めくくった。
「初めてこのステージに立って、拍手をもらえてうれしかったです。やっとこのステージに立つことができました。これからも7人、力を合わせて、この会場が“当たり前でしょAAA!”と言ってもらえるように頑張ります!」
リーダー・浦田の力強い言葉で、彼らの最高のドーム公演は終了。スクリーンに映し出されるカメラに向かって投げキスをしながら去っていく7人に、ファンは最後まで歓声を送り続け、忘れられない特別な夜となった。
■唯一無二のAAA! 個人でも光る魅力☆
グループ名の由来は“アタック・オール・アラウンド”の頭文字から。NHK紅白歌合戦には、白組と紅組のどちらでも出場経験(6年連続)あり。西島隆弘は初主演映画『愛のむきだし』(2009年)でキネマ旬報ベスト・テン「新人男優賞」を受賞、今年は月9『いつ恋』に出演。日高光啓は2013年に“SKY-HI”名義でソロデビュー、宇野実彩子と伊藤千晃はユニット“MisaChia”としての活動も。AAAとしては来年2月8日にシングル、22日にアルバムが発売予定!