劇団エグザイル・佐藤寛太の素顔は… 撮影/坂本利幸

「実際は学ランだったので、最初はネクタイに戸惑っちゃって……実はひとりで結べませんでした(笑)。もちろん今は自分でできます!」

 累計発行部数3500万部を誇る、少女マンガの金字塔『イタズラなKiss』が初の映画化! IQ200の天才・入江直樹を演じるのは劇団EXILEの佐藤寛太。

『HiGH&LOW』シリーズでは印象的なドレッドヘアを披露し、今回が映画初主演の彼は、「入江くんはクールでしたが、僕自身はすごくおしゃべりなんです」と人懐っこい笑顔を浮かべる。

「高校時代は男女関係なく仲よく過ごしてましたし、体育祭ではいろんな種目に立候補して燃えるタイプでした。リレーで走るシーンがあるんですけど、監督から“クールに走ってほしい”と言われて。息を止めて必死に走ったのでキツかった思い出があります(笑)」

 もともと身体を動かすことが大好きで、小中の9年間は野球を続け、高校生からは格闘技を始めたそう。

 ヒロイン・琴子(美沙玲奈)に一目惚れされ、熱烈なアプローチを受ける役だけど、

「自分より相手のために一生懸命になれる琴子は素敵だと思いましたし、羨ましくもありました。でも、僕も気になる女の子には直接気になってることを伝えるから、琴子に似ているかもしれません」

 180cm超えの長身で、気さくな性格。スポーツ万能となれば、そりゃ女の子にモテたでしょう……!?

「いやいやいや! そんなことないです!(笑)。僕、すぐ仲よくなっちゃうし友達から恋愛に発展する経験がこれまでにないんですよ。どちらかというとイジられキャラでしたし。なので、やっぱり映画の中の“入江くん”とは真逆のタイプですね(笑)」

 この冬やってみたいことはある?

「秋から冬にかけて、寒くなってきたくらいが一番好きです。最近は街のイルミネーションがきれいですよね。この間、僕の家で友達(EXILE・大樹、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE・樹)と3人でカニ鍋をしたんですけど、匂いがとれなくて!! 1週間くらいカニの匂いがすごかったので、もう2度と家でやらないって思いました(笑)」

 お母さんの手料理で好きな味は?

「僕の家のお雑煮は、ブリが入っているんです。それがすごくおいしくて、正月に実家(福岡)に帰ったら3食お雑煮でもいいくらい大好き! でも、もちばっかり食べるから年明けは顔がふっくらしちゃって困ります(笑)。女性に作ってもらいたい料理ですか? 定番ですけど、肉じゃが!」

『イタズラなKiss THE MOVIE〜ハイスクール編〜』11月25日(金)TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー (c)「イタズラなKiss THE MOVIE」製作委員会 (c)多田かおる/ミナトプロ・エムズ