11月初めのとある平日。六本木にある高級マンションに併設されたイベント会場で行われていたのはアパレルブランドのセールにKis-My‐Ft2の千賀健永の姿が。
「海外ブランドを中心にいくつかのブランドが集まって開催された合同セールです。30%〜70%オフと、かなりお得なセールでしたね」(居合わせた女性客)
千賀が現れたのは、その日のお昼過ぎのこと。
「男友達と2人で来ていたみたいですが、基本的に1人で会場を回っていました。彼は『アレキサンダー・マックイーン』の黒いジャケットを購入。定価30万円ほどが9万円とかなり安くなっていました。店員さんに“合わせるのはどんな服がいいか”などかなり熱心に聞いていました」(前出・居合わせた女性客)
彼が買った『アレキサンダー・マックイーン』は、イギリスの高級ブランド。
「メンズ服とレディース服のどちらも作っており、メンズは仕立てのいいジャケットが特に有名。レディースの顧客にはレディー・ガガのような派手な人から、キャサリン妃まで幅広く、多くのセレブに人気です」(スタイリスト)
自身の買い物をすませたら、そのまま帰るのかと思いきや、千賀が向かったのは女性服ブランドのエリア。
「当然、そこにいるのは女性ばかりで、男性は千賀クンだけ。女性服を探しているところを見られたくないのか、自分だとバレたくないのか、かなり警戒していた様子でした」(前出・居合わせた女性客)
いくつか女性服ブランドを見た彼が足を止めたのが、『シー・バイ・クロエ』だった。
「日本ではバッグが特に人気のある、フランスのブランド『クロエ』の廉価版ですね。クロエより安価なので、特に若い女性に人気です」(前出・スタイリスト)
“シー”という名のとおり、こちらは女性服のブランド。
「会場内で、千賀クンは服を手に取ると、おもむろにスマホで写真を撮り、そしてそれをLINEで誰かに送っているようでした。その作業を何回も何回も繰り返していましたね。どう見てもそれは彼女か女友達に“これどう?”って聞いてるでしょって感じでしたよ」(前出・居合わせた女性客)
こうして、いくつも服を見比べた千賀のお眼鏡にかなったのは……。
「LINEの相手から“OK”が出たのか、長い時間をかけて選んだのは定価9万円が3万円ほどになったベージュのニットでした」