12月1日より始まった舞台『スマイルマーメイド』。劇中で王子様の愛犬パブロ役を熱演しているのが加藤清史郎クン。
'09年に出演したCMで“こども店長”として一躍スターになった彼も、現在は15歳。来年の3月には中学校を卒業する見込みだ。
「生後2か月で劇団に入り、3歳のころからレッスンを受け始めたという筋金入りの子役です。現在もドラマや舞台に引っ張りだこで、俳優としても高い評価を得ていますよ」(スポーツ紙記者)
今年も、シャーロット・ケイト・フォックスが主演したドラマ『OUR HOUSE』(フジテレビ系)に出演している。
「最近ではイケメンとして新しいファンも増えてきています。俳優として順調に成長しているのですが、本人は今後の進路について悩んでいたみたいですね」(前出・スポーツ紙記者)
ほぼ生まれたときから芸能界で生きてきた清史郎クン。だが、中学生になり将来について悩んでいたのだ。
「彼は小さいころから役者と同じくらい野球に熱中していて、本人も野球選手になりたかったそうです。そんな中、昨年の『六本木歌舞伎』で共演した市川海老蔵に人生について相談したら“清史郎の芸歴の長さは、サラリーマンだったらベテランの域に入るし、俳優を続けていれば役の中で何者にもなれるよ”とアドバイスされたそうです。それで、役者1本でいくことを決心したそうなんです」(芸能レポーター)
役者として生きて行くことを決めた彼は、ある決断をしたという。
「来年、中学校を卒業したら、イギリスへ留学することを決めたそうなんです。もちろん、語学習得の目的もありますがやはりいちばんは演劇都市ともいわれるロンドンでの演技の勉強だそうです。
シェークスピアに代表される古典からミュージカルまで、高いレベルで役者たちが競い合ってます。そこでの経験が、きっと清史郎クンをひと回りもふた回りも成長させてくれるに違いありません」(舞台関係者)
そこで、公演終了後の清史郎クンにイギリス留学について聞いてみた。
─来年、中学卒業後にイギリスに留学すると聞いたのですが?
「いや、まだ……」
─あちらで語学だけでなく、役者としての勉強もされるとか?
「うーん。すみません」
と、笑顔でかわされてしまった。そこで、所属事務所に問い合わせると、
「プライベートに関しては答えることはできません」
とのお答え。“こども店長”から一流俳優へ。彼の成長から目が離せなくなりそうだ。