小越勇輝(左)と宮崎秋人のスペシャル対談が実現! 撮影/廣瀬靖士

 舞台で輝きを放ち、生で会える(見られる)俳優が本当に仲のいい俳優を指名してトークする「生で会えるイケメンリレー対談」、通称“生イケ対談”連載が始まります!

 初回は、人気舞台で引っ張りだこの小越勇輝さんが、一緒に旅行に行ったりする仲の宮崎秋人さんを指名してスタートです。

*当記事では『週刊女性』本誌(1月17日・24日合併号)で収録しきれなかった対談を掲載しています。もっと読みたい方は本誌もチェック!

クレープを楽しそうに焼いてる秋人がかわいい

――お互いのかわいいなと思うところは?

宮崎秋人 酔っぱらうとかわいいですよ。想像つかないですよ、普段の小越から。

――どんな感じになるんですか? 差し支えない程度に教えてください(笑)

宮崎 差し支えるな~。

小越勇輝 差し支える?? そんなことないでしょ。

宮崎秋人、小越勇輝 撮影/廣瀬靖士

宮崎 飲んだあと一緒にウチに帰って、僕と小越とふたりでテーブルの周りをグルグル回って、そのあと、ふたりでベッドにダイブしたりとか。あと、お湯の入ってないバスタブの中で、酔っぱらって歯を磨いてて、「早く撮って~!」って言ってるんですよ。

小越 アハハハハ!

宮崎 もうわけがわかんなくて(笑)。面白いですよ。

――小越くんから見た宮崎くんのかわいいところは?

小越 この間、秋人の家でクレープパーティーをやったんですけど。その日、僕は稽古だったんですけど、まあ、支度をしてくれてるわけですよ。それで、稽古終わったら車で迎えに来てくれて、秋人んちに行ったらもう準備万端で。もうクレープを焼いてるのがすごく楽しそうで。その姿を「ちょっとこれ動画撮ってよ」って動画を撮らせるところがかわいい(笑)。なんかふとしたところですよね。なんかちょっと、ゆるむ笑顔。

宮崎 ああ(笑)

小越 今年の誕生日のときも、ハッピーバースデーみたいな飾りを秋人の家に飾って待ってたんですけど。帰って来て、飾りを見たときのニヤッて感じが、かわいいです。

宮崎 いや~、だってハッピーバースデーつるしたんだと思ったら(笑)、わらけてきて。

――ひとりで飾ったんですか?

宮崎 そのときは『(東京)喰種』のメンバーもいたね。でも小越は外で飲むときは、ほんとにずっと朝まで飲んでいられるんですけど、うちでメシ食うとイの一番に寝るんですよ。

小越 エヘヘ。

宮崎 クレープのときもそうだし、誕生日のときも、ご飯食べたらもう寝てるんですよ。缶酎ハイ1本しか飲んでないのに。ソファでうとうとしだして。最終的にいつもひとりで先にベッドで寝るんですよ。僕のベッドで(笑)

小越 そ~う?

宮崎 だろ?  ベッド以外で寝たことないだろう、だって。

小越 あるよ!

宮崎 布団敷いて寝たことあるか?

小越 でも、優しいんですよ、「ベッドで寝ろ」って言ってくれるから。

――あくまでも宮崎くんは優しいんですね。

宮崎 でも言うまでもなくなったんですよ。今は自分で勝手に寝出すから。あんまり優しくするととことん甘えてくるんで(笑)

――安心感ですかね? 宮崎くんと行動をともにしてるときのはっちゃけぶりを聞いていると。

小越 そうですね、秋人といるとなんですかね、そうできる人って少ないですよ。っていうかほぼいないですけど。貴重な存在です。

忘れられない北海道旅行

小越勇輝 撮影/廣瀬靖士

――ふたりでしたことでいちばん忘れられない出来事は?

宮崎 去年の5月に北海道に3泊で旅行に行ったことかな。

小越 それが一番大きい行事だね。

――北海道を選んだのは?

宮崎 飲んでるときに、よく何したい? って話をしながら、やりたいことリストを作るんです。

小越 今度これやろう! みたいな。

宮崎 クレープパーティーもそれで。ソバ打ちしたいねとか、日本一長い滑り台もいいねとか。それで、北海道行こうかってなったんですよ。

小越 “つっこ飯”食べたいって話になって。

宮崎 そうそう。いくらをストップかけるまでかけ続けてもらえる“いくら丼”の居酒屋さんが札幌にあって。食べに行こうってなったんですよ。で、休みを合わせてもらって。僕は旭川に祖父母がいるので、「会わすわ」って初めて連れてって。

小越 連れてってもらいました。

宮崎 でも、祖父はてっきり彼女を紹介されると思っていて(笑)

小越 アハハハハハ!

宮崎 だから着いた瞬間に、「ああ、男の子かい」って(笑)。行ったのが15年ぶりくらいだったんですけど、子供のときいっつも姉貴と寝てた部屋にふたりで布団並べて寝たりして、楽しかったです。あと小樽にも行ったしね。

小越 行ったね~。

宮崎秋人 撮影/廣瀬靖士

宮崎 初日は札幌で8軒はしごしました。ホテルに着いて荷物置いて、すぐに飲みに行って……。

小越 夕方4時から飲みだして。

宮崎 せっかくだし、いろんなお店に行こうって、コロコロ店をかえて。ポールダンスを見せてくれるところも行ったもんな。

小越 行ったね(笑)。すごかったよね。

宮崎 ホントにカッコよかった。エンターテインメントとして観ちゃいました。で、最終的に、たどりついたのがアレ?

小越 スープカレー。

宮崎 スープカレーだ。最後はしっかり食べて締めました(笑)。ほかのお店の従業員の人に教えてもらった店で。

小越 おいしかったね。

お互いリスペクトするところは

小越勇輝 撮影/廣瀬靖士

――改めて、俳優としてお互いをリスペクトしてるところは?

宮崎 不器用なところですかね。周りからすごく器用だって思われてると思うんですけど、なんとなくでこなせないんで小越は。『東京喰種』の稽古のときも、自分のなかでハマってってなくて苦労してるんだなって見てたんですけど。

 なんか一個スポンってハマったら一気に飛び越えて、もう100点近いものまで持ってくるんで。そこは自分にはできないというか、逆に自分は及第点ばっかり先に出てしまうんで、半端に60点とか50点とか。そこから先の点数を伸ばすのがいっつも苦労しているので、うらやましですね。できるまでとことんもがくので、自分に厳しいからできると思うんですけど。

小越 不器用です(笑)

宮崎 アハハハハ!

小越 やらないとできないんで。

宮崎 器用だと見られるから本人はよけいに辛いと思うんですけど。まあ、周りの目は気にしていないかもしれないですけど。

小越 いや、でもきついですよ。フリとか僕覚えられないんでぜんぜん。みんながパッと覚えていくなかで、しんどいわ~ってなっちゃう。あ、キツイ覚えられないって。

宮崎 でも本番でやっぱりすごいなって思わせる。努力できる才能があるので、それはカッコいいと思います。

――小越くんから見た役者・宮崎秋人のリスペクトできるところは?

小越 苦しかったりとかキツイなとかいろいろあっても、自分だけじゃなくて周りにちゃんと目を配れるところ。周りのサポートをできるのがすごいと思います、それは『東京喰種』のときもそうでした。秋人は秋人でやらないといけないことがあるなかで、僕が苦しいときに助けてくれたりだとか、場を和ませたりだとか。

 本人はそうじゃないって言うかもしれないですけど、すごく人あたりがいいので、そこはすごく尊敬します。あとなんか言おうとしたんだけど忘れちゃった(笑)

宮崎 いいよ無理しなくて(笑)。自分は何も意識しないで、好き勝手にふるまっているだけなんで。相手が誰だろうと言いたいように、やりたいようにやってるだけなので、プラスに見てもらえるなら、なんて得なんだろうって思います(笑)

――俳優としてライバルという意識はありますか?

宮崎 う~ん、今は来る役がぜんぜん違うので無いですけど。小越が僕が普段やるような色の役をやりだしたら、ちょっとそこは入らないでもらえるかなって思うかも(笑)。ちょっとそっちでやっててもらっていいかなって(笑)

小越 ここ俺やるからって?(笑)

宮崎 そっちやってくれよって(笑)

小越 僕はライバルと思って見たことはないですね。

宮崎 やっぱりね。

宮崎秋人 撮影/廣瀬靖士

ふたりは最高の犬と最高の飼い主の関係!?

――お互いどういう存在ですか?

宮崎 なんですかね~。

小越 なんだろう~。

宮崎 最高の犬ですね(笑)。パートナーであり、ペットであり(笑)。そうですねぇ、愛でる対象でもありますし、でも世話はしなきゃいけないし。たまに外の世界にもお散歩に連れてかなきゃいけないし(笑)

小越 アハハハハ!

宮崎 手間はかかりますけど。

小越 ……。

宮崎 最高の飼い主っていっとけよ! アハハハハハ!

小越 それ以上の言葉がない(笑)

――次に共演するなら、どんな舞台をやりたいですか?

小越 僕はストレートプレイ(歌やダンスなどがない舞台作品)でやってみたい。ストレートでほんとになんかたわいもない感じというか。

宮崎 ワンシチュエーションで会話劇がやってみたい。ゆる~いテンションがいいですけど。役でちゃんと会話してみたいなと思います。

小越 うん、そうだね。

――2017年はどんな年にしたいですか?

宮崎 小越が、嫉妬する芝居ができたらいいなと思いますね。やられたなって思わせられたらいいなって。

小越 僕は、また一からいろんなことを勉強したいなって思います。ボイトレもしたいと思いますし。’16年はいろんな経験をして、いろんな面でさらに欲が出てきたので。だからそのやりたいことが増えたのを実現させるために、もっと勉強しなきゃなって思ったので、さらに自分の身になるものをどんどん取り入れていく時期にしたい。そういう1年にしたいと思いますね。

――今回、本当にふたりは仲がいいんだってことがよくわかりました! それと宮崎くんの彼女になる人は幸せそうって思いました(笑)

宮崎 アハハハハ!

小越 そうですねぇ、彼女はいいかもしれないですね。

宮崎 お前、どこ目線で言ってるんだよ!(笑)

小越 僕の彼女になったら大変ですよ(笑)

――宮崎くんが女子だったら、小越くんの彼女になりたいですか?

宮崎 いや、ならないな~。いやだな~(笑)

小越 俺も女子だったら、俺とつきあいたくない! 絶対やだ。

――宮崎くんと小越くん、どっちかを選べって言われたら?

小越 どっちかって言われたら、秋人ですね。

宮崎 俺も、俺とつきあいますね、どっちかなら(笑)。アハハハハ!

小越 アハハハハ!

小越勇輝、宮崎秋人 撮影/廣瀬靖士

スペシャルQ&A

Q.お互い、相手には言ってないけど感謝していることは?

小越 よく連絡とりますし、一か月ぶりに会ってもそんなに久しぶりな気もしないし、僕は、いつも会ったら「よっ!」って感じなんですけど。でも秋人は、会ってない期間も結構気にしていてくれていて。大丈夫かなぁって思ってくれて気にかけてくれているところは、ありがたいですね。メールも、会った時の言葉からもすごくそういう感じが伝わるんですよね。

宮崎 なんだろうなぁ。いてくれてることですかね。いてくれるだけでいいです。

Q.年上の女性の素敵だと思うところは?

小越 なんだろう? 包容力っていうのかな? 余裕があるところというか、人に気を使えるところ。同い年とか年下でも、気を使える人はいると思うんですけど、それ以上のなんか大人の対応というか……そういうのは素敵だなと思います。年上の彼女はアリですね。どのくらい上まで?(笑) 僕が今22歳だから……、30歳くらいまでかな(笑)

宮崎 自分は今100パーセントの熱で仕事に向かってるんで、それが分散してる人は、ちょっと話しづらいんですけど。年上の人はやっぱり大人な分だけ、仕事なのか、趣味なのか、まっすぐそこにつき進んでいる人が多いから、そういう人は素敵だなぁと思いますね。尊敬します。

<プロフィール>
おごえ・ゆうき◎1994年4月8日、東京都生まれ。'16年は、舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~、ミュージカル『刀剣乱舞』、ドラマ『弱虫ペダル』に出演。1月13日~15日ミュージカル『刀剣乱舞』~幕末天狼傳~が上海で上演。BSスカパー!オリジナル連続ドラマ『弱虫ペダル』続編が放送決定。

みやざき・しゅうと◎1990年9月3日、東京都生まれ。ライブ・ファンタジー『FAIRY TAIL』主演、舞台『青の祓魔師』京都紅蓮篇ほか多数出演。'17年1月21日(土)よりドラマ『男水!』(日本テレビ系)スタート。Dステ20th「柔道少年」に主演(東京公演:2月9日~21日 ザ・スズナリにて。大阪公演:2月24日~26日 ABCホールにて)

<撮影場所>
京橋エドグラン
東京メトロ銀座線の京橋駅直結、東京駅からも徒歩5分の場所にオープンした注目スポット『京橋エドグラン』。「トシ・ヨロイヅカ 東京」や「ソラノイロ トンコツ&キノコ」など話題のレストランが充実! https://www.edogrand.tokyo/