「時代に関係なく、大事なのは人と人の繋がりだと思うんです。だから人間関係は常に良好でありたいと思っています」
主演映画『本能寺ホテル』が1月14日(土)に公開される綾瀬はるか。戦国時代にタイムスリップし信長に出会ったことで、前向きに歩き始める主人公を演じたが、共感した部分は?
「できることより、やりたいことのほうが大事というところ。人はいずれ死ぬからこそ、本当に大事なものは何だろう? って考えますね。今の生活に不満はないのですが、こういう役を演じて表現できたらどうなんだろう? とか、やりたいことがまだまだあるので、努力しなきゃなって思う部分もあります」
最近は台詞などでいい言葉と出会うとメモをしているとか。
「ただ忘れっぽいだけなんですけど(笑)。最近メモした言葉は “自分が見たいものを見る”。できなかったらどうしよう……とか、ネガティブなことを考えがちで、本当に見たいことが薄れがちだと思うので」
大河ドラマなど歴史がテーマの作品が続いているけど、歴史上で好きな人物は?
「歴女というほどではないのですが、漫画『お~い! 竜馬』がすごく好きで、一時は好きすぎて坂本龍馬が夢に出てきましたね。カッコいい~って(笑)」
今月21日からは大河ファンタジードラマ『精霊の守り人 悲しき破壊神』(NHK総合・毎週土曜午後9時~・全9回)の放送も開始。
「前シリーズから新シリーズの撮影までに期間が空いたので、筋肉が落ちちゃって、頑張って鍛え直しました。新シリーズでは敵対関係にある真木よう子さん演じるシハナの武器が短剣ということもあり、武器の振り方も小技が増えて大変。アクションシーンはまとめて撮影するので、毎回終わった後はぐったりするほど、体力も神経も遣いますね」
そんな多忙な日々を過ごす中で息抜きになっているのが、妄想すること。
「結婚について妄想をすることもありますよ。子どもが3人いたら楽しそうだな……とか。でも自分が子どもをひとり産むのも想像ができないので、どれも現実味がない(笑)」
結婚相手に望むことは?
「ユニークな人がいいですね。ケンカしてもつい笑っちゃうみたいな。怒っているのに笑っちゃって、怒るに怒れないみたいな夫婦が理想です。どんな場所にいても、会話が楽しめる結婚生活を送れたらいいな」
行ってみたい時代や場所は?
「卑弥呼の時代に行って、古墳を見てみたいですね。行ってみたい場所はニューヨーク。仕事で行ったことがあるみたいなんですが、ミュージカルを見に行ったらすぐ寝ちゃって、起きたらもう終わっていたんです(笑)。そのあとにオイスターを食べに行った記憶しかないので、今度こそニューヨークの街を堪能したいです!」
2017年も始まったばかり。今年挑戦してみたいことを聞くと、意外な私生活が発覚!
「面倒くさいモードに入っちゃうと、食事もお菓子だけですませちゃうんです。でも、いい大人だからそんな食生活はよくないなって(笑)。年を重ねていくので、運動や食事を気にかけていきたいですね」
◎『綾瀬はるか 2017年版カレンダー』(ハゴロモ)が発売中