ドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』で主演する波瑠 撮影/近藤陽介

「髪の毛伸ばしました。このくらいの長さは4年ぶりくらい。今回の役柄に合わせてというのもありますが、ショートって潔い強い女性のイメージがあるので、それから少し離れたいと思って。視線に髪が入ってくるのがすごく懐かしいし、不思議な感じです(笑)」

 ドラマにCMに引っ張りだこの波瑠が、ドラマ10『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK総合 金曜夜10時〜 連続8回)で今年は始動! 女子高校の英語教師・早瀬美月を演じる。撮影は名古屋近郊にて昨年秋からスタートしたが、その直前にこんなハプニングがあったとか。

「作品に入る前、ほんの数日オフがあって、リフレッシュしようと思っていたんです。でも、朝起きたら首が痛いし全然動かなくて、“ぎっくり首”になりました(笑)。初めて聞きましたよ。

 寝違えとはまた違うみたいで、立ち座りもできないし、ゆっくりしか歩けない。疲れが一気に来たみたいで、せっかくのオフでしたが、身体が休めっていうことだったんだろうと思うことにしました(笑)」

 撮影では名古屋を楽しんだそうで、

「手羽先とかあんかけスパゲティとか、グルメをいろいろ満喫しました。特に美味しかったのがひつまぶし。鰻がパリッとしていて、本場のは違うなって。熱田神宮とか香嵐渓もキレイって聞いたので、ぜひ行ってみたいですね」

 物語は、親友であり恋人のように仲がよかった母娘が、娘に恋人ができたことをきっかけに母に狂気が芽生え、サスペンスフルに展開していくホームドラマだ。

「台本を読んで“私のお母さんがこんな人じゃなくてよかった”って思うことがよくあります。母とは買い物に行ったり映画を見たりすごく仲がいいですけど、小さいころよく怒られました。お行儀や礼儀とか、筋の通らないことには特に厳しい親だったので。隠し事をしてもすぐに見抜かれ、“何でわかるの!”って(笑)。

 おかげで嘘は苦手ですし、まっすぐ育ててもらって感謝ですね」

 そんな彼女は最近、こんな満足のいく買い物をしたそう。

「大きい白のスーツケースを買いました。以前使っていたものがくたびれてきていたし、これだっていうのがあったので思い切って。なので、できれば家族なり友達と旅行に行きたいと思います。今年はきっとお休みをいただけると思うので(笑)。理想は南国とかで海を見ながらボーッとしたいですね」