「吹越さんは、7〜8年前に都内に一軒家の自宅を購入したんです。3階建てで1階は広田さんのご両親が住んでいる2世帯住宅。2階と3階は広田さんと娘さんが使っているんですが、家主である吹越さんのスペースはなく、帰ることはありません。
それどころか別の男の人が一緒に住んでおり、吹越さんはそこから徒歩10分ほどのアパートにひとりで暮らしています」(舞台関係者)
吹越満と広田レオナの最初の結婚は'94年12月。ふたりは1児をもうけたのち、'05年12月に離婚。しかし、その7年後の'12年12月に再婚が報じられた。
当時、報道では「ふたりは2世帯住宅で、すでに同居を始めている」とされていたが、いつの間に離ればなれに?
かつては同居開始との報道もーー
「広田さんは'83年のデビュー以来、女優として活動されていましたが、'15年1月に事務所を設立し、社長として裏方に回りました。事務所には夫の吹越さんも所属しています」(芸能プロ関係者)
広田の事務所は、吹越と広田を含めて所属タレントは9名と小規模。そのなかの1人がどうやら彼女の“同居人”らしいのだ。
「広田さんの事務所に所属している、高橋ひろ無という俳優が吹越さんが建てた家で、彼女と一緒に住んでいるんです。一応、自分の家も近くにあるのですが、そちらにはほとんど帰ってはいないようです」(前出・舞台関係者)
高橋は現在32歳。バレエダンサーのような小顔で細身のイケメンだが、これまで目立った活動はない。
「まだそれほど仕事はなく、まるで広田さんのマネージャーのようにいろいろな現場や打ち合わせ、また食事の席などでよく目にします。その雰囲気は、所属タレントというより、年下の彼って感じですね」(制作会社関係者)
広田のツイッターのプロフィールには、《猫チュチュ、フリル、獅子丸!》とある。これは彼女が自宅で飼う愛猫たちの名前だ。続いて高橋のツイッターを見てみると、広田の飼っている猫の名前や写真、動画が頻繁にアップされる。
しかもその写真は、ときおり広田がアップする写真とフローリングの模様など背景が同じことが多々ある。頻繁に“同じ空間”で過ごしていることは間違いなさそうだ。
ふたりの関係について広田の知人は次のように話す。
「ここ最近の広田さんは、若い子ばかりと付き合っていたんです。そのうちの“今”の男がひろ無クン。ただ彼はけっこうな“遊び人”で、最初のころは広田さんのほかにも相手がいて同時進行だったんですよ。
それが広田さんにバレて同じ通り沿いの数十メートルしか離れていないマンションに引っ越しさせられた。最終的には一緒に住むようになって、いまふたりは同じ屋根の下にいる男女の仲ですよ」
若い俳優を公私ともにパートナーにしているらしい広田だが、“本当”のパートナーである吹越はどのように思っているのだろうか。
「吹越さんは、ひろ無クンと一緒にいるのは知っているけど、そういう関係なのは“まさか”って感じだと思います。でも一方で、娘の面倒を見てくれている。仕事の面でも妻の広田さんを助けてくれていることも事実だから、感謝しているところもあると思います」(前出・広田の知人)
昨年12月下旬、家主の吹越がいないという自宅を数日間連続で張り込んでみると、確かに出入りがあるのは、広田と高橋、そして広田の娘の3人だけ。
高橋はまさにこの家の“住人”らしく、パジャマのようなラフな格好でゴミ出しをしたり、近所のコンビニに軽食を買いに出ることが多い。時折、ふたりで外出し、近所の飲食店で食事をしていた。もちろん、そこに吹越の姿はない。
取材を続けて12月25日に。そう、恋人たちのためのクリスマスだ。夕方ごろ、高橋と広田は仲よく外出。家を出て、タクシーを拾うと新宿へ。クリスマス商戦がにぎやかな雑踏に消えていった。
夫が過ごしたひとり寂しきクリスマス
一方、夫である吹越は─。
新宿帰りの広田と高橋カップルを自宅前で待ち構えていると、現れたのはなんと吹越。クリスマスディナーの帰りだろうか。午後10時すぎ、愛娘とふたりで自宅に帰ってきたが、家には入らず送り届けて夜の街へ。
ほど近い場所にある小さなバーに入ると、静かにウイスキーを傾けていた。さすがは、いぶし銀俳優。その姿はサマになっているが、妻と後輩俳優がそのとき、クリスマスデートを楽しんでいることを考えると、やはり寂しい……。
対照的なクリスマスを見届けた取材班は、年明けにも吹越の姿を発見した。帰省ラッシュも落ち着きだした1月4日夜の東京駅。そこに暖かそうな厚手のコートにハット姿の吹越と、キャリーバッグを引く娘の姿があった。
「娘さんらしい女の子と一緒にいる吹越さんを東北新幹線で見かけました。ふたりはグリーン席のさらに上のランクの『グランクラス』という広い座席に乗車していましたよ」(居合わせた乗客)
吹越の出身は青森県。お正月の帰省も、クリスマスと同様に娘とふたりきりだったようだ。ふたりは東京駅からタクシーで帰宅すると思いきや、そこから電車に乗って帰路についたーー。