「これまでSexy Zoneの中島健人クンは帝国劇場で上演される若手が集うミュージカルにいつも出演していたのですが、今回はレギュラー出演ではなく、ゲスト出演というかたちだった。同グループからは佐藤勝利クンだけが選ばれました。今回の舞台は特に出演者数も多く、彼が出ないということは考えにくかったのですが……」(舞台関係者)
昨年12月から1月24日まで上演された舞台『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』(以下、ジャニアイ)。Kis-My-Ft2の玉森裕太や藤ヶ谷太輔など、人気の若手が総出演して大好評を博した。しかし“舞台常連組”の中島がレギュラーではなくゲストだったので、一部ファンから“体調不良なのでは?”といった心配の声があがったほど。実は、これには理由があったようで……。
「彼は'12年4月に明治学院大学社会学部に入学したのですが、学業と仕事の両立が難しかったようで昨年度に卒業できなかったんです。心配した事務所に“絶対に2留はするな、学業に専念しなさい”と言われて今回の舞台はゲスト出演になったそうです」(前出・舞台関係者)
というのも、ジャニアイの製作発表が行われたのは昨年9月初旬。公演期間は昨年12月〜1月下旬と、まさに大学の授業やテスト期間とかぶっている。そんな理由もあって、学業専念のために数日間のみの出演となったそう。しかし少しでもファンに姿を見せようと、可能な日は昼と夜どちらの公演にも出ていたという。
「相変わらず王子様キャラは健在で、客席に赤いバラを投げて“花言葉は、俺にはおまえしかいない。だよ”と言って舞台を去っていきました。自らを“ラブホリック(恋愛依存症)でファンが恋人”と語ったことからファンの中で“ラブホリ先輩”の愛称で親しまれている、彼らしい演出でした」(観劇したファン)
ステージ上では王子様だった彼もひとたび舞台を下りると、単位と格闘する大学生。
「中島クンが落としてしまったのは通年の必修科目のスペイン語。成績は授業に積極的に参加して発言をしているか、宿題をやっているかなどの平常点が50%。残りの50%が試験の点数で評価されるクラスを受講しています」(同じ授業を受けた学生)
必修科目は試験の成績のみならず、授業にも出席しなければ単位は取れない。ラブホリ先輩もしっかり授業に参加して“スタディーホリック”になる必要があるのだ。2留回避をかけ、絶対に落とせないスペイン語の授業態度はというと……。
「普段の授業にもちゃんと出席していましたし、手を挙げてグイグイ発言していましたよ。テスト当日も授業に来ていましたが、平常点が高い彼はすでに今回のテストを受けなくても単位が取れている状態でした。
授業前にもよく話しかけてくれる気さくな人でしたね。“これでようやく卒業できるみたい”と笑顔を見せていましたよ」(前出・同じ授業を受けた学生)
学内でも握手を求めてくる学生たちにアイドルとして接している彼。卒業式では、ファンだけでなく在学生たちも大粒の涙を流すかも!