ともに週刊女性PRIMEで、「Yes! 高須克弥」「フィフィ姐さんの言いたい放題」を連載中の美容外科「高須クリニック」の高須院長とタレントのフィフィが最近気になる話題に関してガチのガチで本音対談!
最終回の第4回目となる今回のテーマは、高須院長と言えば、Yes!な、「フィフィさんの美のお悩み」に関してお話を聞きました。(第1回~第3回は、関連記事にあります)
フィフィさんのお悩みを美容整形で解決するには、一体、どの部分にいくらかければいいのでしょうか?
――さて、フィフィさんの美のお悩み相談ということで、高須クリニックの院長室のデスクに移動してきましたが……。
高須「はい。フィフィさんのお悩みどころはどこでしょう? っていうか、フィフィさん少しふっくらした? 前にお会いしたときよりすてきだよ!」
フィフィ「そうなんです~。院長にも言われて、体重を増やしたんです。で、悩みはそれなの! 私は体重が減ると即、顔に出るんですよ~。だからって太っても、なかなか顔には肉がつかない!」
高須「日本の芸能人でも、ふっくら丸顔のアイドルが、30代や40代になると顔がシュッとする人がほとんど。こける人もいる。それはもう、人間誰しもしょうがないんですよね~」
フィフィ「でも、この顔だから“ファラオキャラ”なんて言われちゃって……。歴史上の偉人でありがたいけど、でも女子的にはちょっと~‼ ですよね」
高須「アジア人より欧米人の方が骨ばってくるからね。確かにちょっと気になるかな? でも、さすが美女の産地カイロ生まれ。目や鼻はおきれいですよ」
フィフィ「でも、頬がこけちゃってるのは気になるなぁ。あと鼻の形も自分的に好きじゃないです」
高須「頬と目の下がもうちょいふっくらしたらいいかな? でもこれはとっても簡単です」
フィフィ「え⁉ 手術して切って何か入れて……ってやらないでいいんですか?」
高須「ハイ。今は顔のこけた部分などはヒアルロン酸注射で即解決、ダウンタイム(施術してから回復するまでの期間のこと)もないので、デート前や同窓会前にちゃちゃっと打ちに来る方が多いですよ」
フィフィ「では、そのヒアルロン酸注射をどこに打つといいですか?」
高須「フィフィさんに限らず、加齢で顔がへこむ場所は頬・目の下・そしてこめかみなんです。この3か所をカバーすると、だいたい解決しますよ」
フィフィ「頬と目の下は気になってたけど、こめかみもなんですね!」
高須「そうです。今はパソコンで整形後のシミュレーションが簡単にできるんですよ。このパソコン画面を見てください。これが今のフィフィさん、そこで気になる部分をふっくらさせると……」
フィフィ「あ! これは18歳の私‼ すごい~! 注射だけでこんなに若返るんですね! そして鼻はどうでしょう? もうちょっと、すらっとしたいな~」
高須「高さは十分ですね。なので小鼻や鼻の先端を直すことになります。鼻先をちょっと出して、そこまでひどくはないけど、すっきり見せるためにだんご鼻修正をすると……ほら、すらっとした鼻です」
フィフィ「(パソコン画面を見て)今、ほんの何ミリか修正ソフトで直してもらったんですけど……これはすごい! この数ミリで変わるものですね。すごい美人の鼻になりました!」
高須「人の美というのは、本当に数ミリの世界。そんなに大きな変化は必要ないんですよ。さて、これがヒアルロン酸注入と鼻の施術をしたフィフィさんのお顔!」
フィフィ「すごいしか言えない仕上がり! 私の悩み、今ここですべて解決しました‼ ところで院長。このフィフィにするにはおいくら?」
高須「目の下のクマとシワ対応でヒアルロン酸注射を2本ほど、で20万円に、頬とこめかみをふっくらさせるヒアルロン酸注射10本で100万円。鼻は鼻先を出すための耳介軟骨移植35万円に鼻尖縮小・だんご鼻修正鼻尖形成手術で50万円……」
フィフィ「合計……205万円⁉ でも、これで18歳に見えるようになるなら、1歳9万円だから有効な投資かしら……。今すぐはやらなくても、悩んだら“院長、この顔にしてください!”って、来ますね! そのためには今日もツイッターを頑張って、仕事もしなきゃ!」
高須「私はこの対談中、すでに呼吸感覚でツイートしてます。『フィフィなう』」
フィフィ「さすが院長! 即ツイ!」
<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外 科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版) 。最新刊は「行ったり来たり僕の札束」(小学館)
フィフィ:1976年エジプト・カイロ生まれ。父は工学博士、母は国際政治学博士。2歳で来日し、名古屋で育つ。中京大学卒業後、ジョイ・サウンドに就職し、カラオケ制作に携わる。結婚後に上京し、出産。2005年にTBS系深夜バラエティ番組「アイチテル!」に出演し、芸能活動をスタート。2005年よりブログ「all about FIFI」を発信。著書に『おかしいことを「おかしい」と言えない日本という社会へ』(祥伝社)
(取材・文/佐川碧 撮影/森田晃博)