左から三浦翔平・倉科カナ・水野美紀。倉科のみスタッフたちと3次会へ向かった

 3月上旬のとある週末、『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)の打ち上げが都内のパーティー会場で行われた。主演の倉科カナをはじめ、倉科の婚約者役の三浦翔平、元カレ役の大谷亮平、その妻役の水野美紀など、ドラマでは壮絶な“奪い愛”を繰り広げたメインキャスト陣も、もちろんこの日は仲よく出席。

 今作は水野のまるでホラー映画のような狂気に満ちた演技が特に注目を集めた。そんな彼女は、

「1次会で“倉科さんがしっかり主役を張ってくれたから、自由に演技で遊ぶことができました”と感謝の言葉を口にしていました。

 また妊娠中ということで、スタッフに“生まれてくる子どもが男の子なら信(大谷亮平の役名)、女の子なら蘭(水野美紀の役名)と名付けてください”と、イジられていましたね。

 お腹に子どものいる水野さんや大谷さんは1次会のみ参加、倉科さんは2次会、3次会まで参加されていました」(会の参加者)

左はスーツケースを持参した大谷亮平、右はお土産を片手に会場入りする榊原郁恵

 ドロ沼の愛憎劇が繰り広げられたが、それは劇中だけではなかったようで……。

実はテレビ朝日の制作部長が、3月2日発売の『週刊新潮』で不倫騒動を記事にされてしまって、この日は自粛して欠席されたんです。

 本来なら挨拶するはずだったんですけど、代わりに別の方がしていました。脚本の鈴木おさむさんだけが“W不倫でドラマを盛り上げてくれた”ってツッコんで、笑いにしてくれていましたね」(前出・参加者)

 怖い展開が多かった本作だが、もともとはもう少しゆるい作りだったという。

「倉科さんと大谷さんがキスする瞬間、クローゼットに隠れていた水野さんが“ここにいるよぉ〜”と言いながら笑みを浮かべ、突然現れたりと激しい展開となった第3話を見たプロデューサーが“毎週5分に1回は変なことが起こるドラマにしよう”と提案。

 それから怖い演出をどんどん後から追加して、今回のような展開になったそうです」(テレビ誌ライター)

 結果的に“変なこと”はドラマの外でも起こってしまったが、ネットでは早くも《続編で『奪い愛、夏』が見たい!》と“『奪い愛』ロス”も起こっているようだ。