女優で歌手の神田沙也加(30)が4月26日に俳優の村田充(39)との結婚を発表した。昨年夏の舞台『ダンガンロンパ THE 〜希望の学園と絶望の高校生〜2016』での共演を機に、交際期間8カ月でのゴールインだという。
そんなふたりが稽古で知り合ったばかりであろう’16年3月夜のこと。沙也加の姿は都内の人気ラーメン店『ラーメン二郎目黒店』の前にあった。
「この日は男友達ふたりと来ていました。普通に行列に並んでいましたが、あの特徴的な声で神田だと気づきました。でも地味目な服装にメガネ姿で、あまりにも周囲に溶け込んでいて、ほかに気付いている人はいなかったんじゃないかな」
そう話すのは同店の常連客だ。
同店は“ニンニクマシマシヤサイマシアブラカラメ”という呪文のような注文コールや、“ジロリアン”と呼ばれる熱狂的なファンの存在が知られており、そのヘビーさゆえか、女性客はあまり見かけない。それでも、沙也加は何の違和感もなく店の雰囲気に馴染んでいたという。
≪じゃんがらの他にすきなのはね、天下一品のラーメン、横濱屋の角煮ラーメン、金伝丸の黒丸、なんつっ亭のラーメン、ラーメン二郎のにんにく以外増し…などなど。太麺や、粉落としに出来るとなお良し☆超こってり好みなアタシ。≫(’10年1月18日『神田沙也加Official Blog』)
ブログに記しているように、沙也加は大のラーメン好きだったのだ。もしかしたら、この日も“ニンニク以外全マシ”で注文したのだろうか。ラーメンを食べ終えて店から出ると「おいしかった〜」と満足そうに話しながら、男友達と目黒駅に向かったのだった。
沙也加は自身のインスタグラムに村田と父・神田正輝(66)との3ショットをアップし結婚を報告し、神田も娘の結婚を祝福するコメントを発表した。だが、母親である松田聖子(55)は沈黙したまま。
「あえて父・神田を交えた3ショットを載せたのは、母親に対しての何かのメッセージなのかもしれません。母娘の“不仲”は以前から囁かれていましたし、沙也加は聖子の知的財産を管理する個人会社に所属していますが、5月1日から個人事務所を設立することをWebサイト上で発表しました。実質的な“松田聖子”からの独立ということでしょうね」(音楽関係者)
聖子は母親であっても、やはり、私生活でもトップアイドル・松田聖子なのだろう。
「聖子の姿が反面教師になったのでしょう、沙也加は自然体で家庭を築いていくと思いますよ。真面目な性格で、礼儀正しく、とても気さくです。普段の移動も電車や徒歩だったりで、暮らしぶりもかなり堅実なタイプです」(舞台関係者)
結婚後は夫婦仲良くラーメン店へ行く姿が見られるかもしれない。
<取材・文/小窪誠子>