芸能界にはバストをチャームポイントとする女性タレント以外にも、深田恭子(34)、綾瀬はるか(32)、長澤まさみ(29)など、「隠れ巨乳」と呼ばれる女優が多い。

 昨年7月に深田恭子がセクシーなビキニ姿を解禁した2冊の写真集『This is Me』『AKUA』(ともに集英社)を同時発売して話題に。また、今年4月には綾瀬はるかが2年ぶりの写真集『BREATH』(集英社)で水着姿を披露、Fカップともいわれる胸の現在に注目が集まった。

 そこで、みんなの憧れのバストをもつ女性芸能人は誰かを調査するべく、週刊女性PRIMEでは「理想のバストアンケート」を実施。664人が回答した結果から、ランキングを作成した。

 果たして、理想のバストとはどのようなものか? 美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長に話を聞いた。まずはランキング結果をどうぞ!

左から長澤まさみ、深田恭子、綾瀬はるか。「理想のバスト」ナンバーワンは!?

女性芸能人「理想のバスト」ランキング

▼1位:深田恭子(92票)

▼2位:綾瀬はるか(71票)

▼3位:長澤まさみ(55票)

▼4位:橋本マナミ(50票)

▼5位:上戸彩(44票)

▼6位:新垣結衣(42票)

▼7位:小嶋陽菜(41票)

▼8位:水卜麻美アナ(31票)

▼9位:篠原涼子(28票)

▼10位:叶姉妹、優香(各27票)

No.1の深キョンのバストを高須院長が分析すると…

――今回のアンケートでは、理想のバスト1位は深田恭子さんでした。深田さんは写真集の水着姿から察するに、はと胸のようですが、やはりデコルテから膨らむはと胸は美しいバストなのでしょうか?

高須はと胸とは、ハトのような胸。ハトの胸は膨らんで下にグッとカーブを描く。となると、わかるでしょうが、乳首が下を向きやすいの! なので美的にどうかというと、はと胸=美乳ではないね

――デコルテから膨らむと垂れにくそうですし、良いと思っていたのですが、違うのですね!

高須「下向き乳になりやすいから違うね。きれいな乳首の位置のためには、乳房の下部がふっくらと膨らんで、乳房の上部は普通の方がいいね。そうすると上向きのきれいな乳首になります

――では、ベスト3に入った綾瀬はるかさん、長澤まさみさんはいかがでしょうか?(と、水着姿の二人の写真を見せる)

高須う~ん、ブラをしていたらきれいだけど、綾瀬さんは取ったらどうかな? ちょっと垂れ気味のような……。長澤さんの乳首の位置は良さげだね! そもそも、きれいなバストの条件は左右の乳首の間が顔の幅くらいで、鎖骨と鎖骨の間を頂点として両乳首と正三角形に近い形になって、バストサイズは自分のヒップサイズくらいが、全身で見て美しいバランスとされています。具体的な数値の目安としては、身長(cm)×(0.54~0.57)くらいだね」

――巨乳=美乳と思いがちですが、全身とのバランスも大事なんですね。ところで、アンケートでは理想のカップは「Dカップ」、形は「おわん型」、さわり心地は「マシュマロ触感」が人気でした。

高須マシュマロ! おばあさんのおっぱいはみんなマシュマロ触感だよ。それは加齢現象でしょう~。若かったり妊娠中は乳腺の関係で硬めなんだよ。だからあまり柔らかいのはどうだろう? ちなみに柔らか垂れ乳はワイヤー入りのしっかりブラで引き上げるとかっこよくなります」

――「ふんわりバスト」「ふんわりボディ」などといったワードが話題になっていますが、ふんわりは加齢現象でもあるんですね。ところで、女性が理想とするバストと、男性が理想とする女性のバストは違うものでしょうか?

高須「女性は一般的に、体形もバストも痩せ気味ってくらいのモデル体形を好みます。一方で男性はちょっとぽっちゃりくらいが好きだからね。なので、男女の求める理想は違うかも」

――なんとなく、女性は「男性は大きいバストが好き!」という印象がありますし、アンケートで集まった女性のバストのお悩みで一番多かったのは、「小さい」ことでした。やはりバストサイズに悩む方は多いですよね。

高須「バストだったら、僕も9年前にオペしたよ!」

高須クリニックの「セリューション豊胸術」を記者が体験! 5月30日発売の『週刊女性』本誌(6月13日号)で詳細をレポートしていますので、合わせてご覧下さい

――まさか! 院長、豊胸手術もしてたんですか?

高須男も加齢でだらしない胸になるしね。9年前の施術で今も美胸なんだけど、最近当院で導入したセリューション豊胸術はすごいよ! これはお腹や太ももなど、自分の脂肪を吸引してマシーンにかけて幹細胞を抽出し、改めて脂肪と幹細胞をバストに注入するもの。今までも脂肪注入という施術はあったけど、このセリューションはなんと脂肪定着率が7割と高いの! 今までは5割程度だったので、かなり良い結果を出せると思うよ」

――お腹など気になる部分は減り、欲しいバストは増えるというのはうれしいですね。でも、痛くないんですか?

高須「自分のときもそうだったけど、麻酔してるうちに手術が終わっているので、患者さんのほとんどが、『え? もう終わったの?』と言うくらい負担なく済みます。今は美乳の深田さんも綾瀬さんも、加齢でティアドロップ型の痩せ乳になったらぜひこれを受けてほしいね。寝ても横向きでも四つんばいになってもきれいに動く、自分の脂肪でできたいいバストができるよ」


<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)。最新刊は『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)

 

女性芸能人「理想のバスト」ランキング