『ひよっこ』より (c)NHK

 来週の朝ドラ『ひよっこ』の見どころはーー。

 すずふり亭でのウエートレスの仕事にも、少しずつ慣れてきたみね子(有村架純)。クセのある、あかね荘の住人たちとの付き合い方もわかってきた。

 休日の夕方、お客さんからもらった即席ラーメンを持って共同炊事場に行くと、早苗(シシド・カフカ)や島谷(竹内涼真)、啓輔(岡山天音)と顔を合わせたみね子。

「それぞれの食べ物を持ち寄って、豪華な夕食にしませんか」

 と、提案。啓輔の部屋で4人、テーブルを囲むことになった。すると、音信不通だった啓輔の相方・祐二(浅香航大)が突然帰ってきた。またふたりで漫画を描けますね、と声をかけるみね子を尻目に、早苗は、

「売れない状況は変わらない」

 と、冷たいひと言。そんなとき省吾(佐々木蔵之介)から、

「ほかの人には内緒で、うちの娘に届け物をしてほしい」

 という頼みを受けたみね子。指定された喫茶店では、冷ややかに佇む由香(島崎遥香)の姿が。何やら波乱の予感……。

一筋縄ではいかない!? あかね荘の隣人たち

 四畳半の部屋だけど、一国一城の主人になったみね子。同じ屋根の下に住む、個性が強くて一筋縄ではいかない隣人たちをクローズアップ!

 大家・立花富(白石加代子)は、住人の親と電話で話して、本人が話していない個人情報をたくさん持っている“情報通”。藤子不二雄に憧れる、売れない漫画家志望の坪内祐二と新田啓輔。みね子と運命的(!?)な出会いをした、大会社の社長の御曹司・島谷純一郎。そして“オフィスレディー”で永遠の25歳、久坂早苗。悪い人たちじゃないけれど、クセの強い面々との付き合い、これからいろいろな騒動が起きそうです。

写真左上から時計回りに、島谷(竹内涼真)、立花富(白石加代子)、早苗(シシド・カフカ)、啓輔(岡山天音)と祐二(浅香航大)