主なJr.内のユニットとして『HiHi Jets』『美 少年』『7 MEN 侍』、関西ジャニーズJr.からも『Lil かんさい』『Aぇ! group』らがデビューを今かと控え、2020年以降も『IMPACTors』『Boys be』『AmBitious』が結成。次代を担うグループとして期待が寄せられている。
片や、多くのメンバーが30代、40代を迎えているデビュー組だけに、新体制下において世代交代が始まってもおかしくない状況とも言える。特に年長組にとっては、今後の活躍次第では“リストラ”対象になる可能性もなくはない。
ジャニーズ事情に詳しい芸能ライターは「リストラの“選別”にはうってつけかもしれません」と、カウコンの“酷な現実”を明かす。
カウコンで露骨に出る声援の差
「一見、ジャニーズグループの勢揃いで華やかに見えるカウコンですが、各グループに向けられる声援の差が露骨に出やすい印象ですね。その年の入場したファン数による差もあるかもしれませんが、やはり人気グループは一段と声が大きくなります。
つまりはファンの声援量の違いによって、特に現地にいると“このグループは人気がある、ない”が見てとれてしまう。常にステージを見守り続ける司会者であればなおさら、ということ」
3年ぶりに国分とのコンビでカウコンを仕切る立場となったイノッチだが、今年はこれまでとは違ったシビアな目で見ているというわけか。なるほど、村上が“オーディション”と称したのも頷けよう。
2024年8月で20周年を迎える関ジャニではあるが、デビュー時から3人が脱退している。今なおドームツアーを埋めることができる人気グループではあるものの、“リストラ”の不安も感じているのか、村上は新人の気持ちに返ってカウコンに臨もうとしているのだろう。
ちなみに11月からは、今回の関ジャニコンサートも含めて、ジャニーズは不織布マスク着用を前提での“声出し”を容認している。カウコンで一番大きな声援を受けるのは、イノッチ社長のお目にかなうのはどのグループか。