巨乳のマンガキャラクター
「’19年にも日本赤十字社が献血を呼びかけるため、巨乳のマンガキャラクターを起用したところ“性的”と非難を集めました。
マンガやアニメ、ゲームのセクシーなキャラクターとコラボすることで炎上に繋がるケースは多々あります。今回の『アズールレーン』は銭湯という公共かつ、裸になる空間ですからね。センシティブになるのも頷けます」(全国紙記者、以下同)
賛否を呼んだコラボのようだが、当の銭湯側はどうみているのか。
『辰巳温泉』に取材を申し込んだところ、担当者が不在との回答。『押上温泉 大黒湯』にも問い合わせるも 「取材はお断りしています」とのことだった。
「現在の銭湯業界は、燃料費の高騰や設備の老朽化でどこも苦境に立たされています。厚生労働省の報告によれば、2017年から2021年にかけて1000以上も銭湯施設が閉店しているとの報告も出ています。銭湯側が『アズールレーン』の人気にあやかって積極的にコラボすることは否定することはできません。ただ、大人だけではなく、子どもも利用する場所なだけに複雑な親御さんも多いかと思います」
銭湯という憩いの場で、論争がなくなることを願うばかり。