今作で3シリーズ目ですので、気心の知れた仲同士。山下さんや新垣さん、戸田さんは2次会のカラオケ店で朝の5時まで大盛り上がりでした」(会の参加者)

 9月18日に放送を終え、全話平均視聴率が14・8%と今夏の視聴率ナンバー1ドラマに輝いた『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)。最終回の3日後に行われた打ち上げには主演の山下智久や新垣結衣、戸田恵梨香、浅利陽介など、豪華キャストが集結した。

ドラマの最後には映画化も発表され、この日は映画に向けての決起集会的な意味も持った会でしたね。お開きの際には“また現場で会おう!”と、再会を誓い合っている人もいました」(前出・会の参加者)

 ヒットドラマの映画化ということで興行収入も期待されるところだが、意外にもすんなり決定とはいかなかったようだ。

実はドラマの第3シリーズの制作が決まった昨年末の段階で、すでに映画化の話も出ていました。しかし山下さんが所属するジャニーズ事務所は、この話に乗り気ではなかったそう。

 なんでも“第1話の視聴率を見てから決めたい”と制作側に提言してきたとか」(テレビ局関係者)

 第1、第2シリーズともに高視聴率を記録していた同作だが、最後の放送から7年が経過しているため、また同じ結果を出すことができるのか事務所も二の足を踏んでいたのだという。また、現在の山下の“アイドル事情”も不安要素のひとつだったようで、

「山下さんの人気が、今どれほどのものなのかということが読めなかったことも大きいと思います。

 直近のライブでは以前ほどの動員が見込めていなかったといいますし、石原さとみさんとの熱愛報道が出てファンが離れたという話も聞きます。映画化が正式決定してしまう前に、ドラマの視聴率で彼の人気を確かめたかったのでしょう」(芸能プロ関係者)

 そんな事務所の心配をよそに、第1話の視聴率は16・3%と今クールでトップの数字をマーク。山下は無事に“人気チェック”を通過し映画化も決定したというわけだ。

 この件についてフジテレビに問い合わせてみると、

決定の経緯については、お答えしておりませんが、みなさまにご満足いただける作品にするべく全力で取り組みますので、ご期待いただきたいと思います」(広報部)

 とコメント。着々と準備が進んでいるようだが、

「第3シリーズから脚本家が代わり、恋愛要素やコメディー要素が増えました。これまでのような“骨太な医療ドラマ”を期待していた『コード・ブルー』ファンからは否定的な意見も噴出していましたが、映画版も今作と同じ脚本家で進めるようですね」(前出・テレビ局関係者)

 ドラマで成功しただけにストーリーを大手術! なんてことはないだろう。