「最初、お話をいただいたとき“なんで私なんだろう”って。私なんてセクシーのセの字もないのに……(笑)。監督に相談したら、“セクシーは求めてない!”ってキッパリ言われて、余計に“どうしよう!”って思いました」
米倉涼子主演の超人気ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系 毎週木曜 夜9時放送)で、西田敏行演じる院長の秘書・中谷恵子を演じる是永瞳。“第1回ミス美しい20代コンテスト”でグランプリを獲得し、芸能界デビュー。このドラマが女優としての1作目。役の演じ方について思い悩んでいたとき、相談した母親から大きなヒントが……!?
「母に“そのままでいいんじゃない?”って言われたんです。私、3人姉妹の末っ子なんですけど、知らず知らずの間に両親に甘えるときは、猫なで声を出していたらしく(笑)。でも、それが大きなヒントになって、猫のような、純粋だけど腹黒さも持ち合わせてる、みたいな感じにしようって、自分の中でキャラクターの方向性が見えたんです」
スラリと伸びる細く長い手脚がとにかくうらやましい♪ 美の秘訣は?
「小さいころから母が自家製の甘酒をよく作ってくれて、ひとり暮らしを始めた今でも自分で作って毎日飲んでいるんです。お酒と、玄米や白米を使って原液を作っていて。これを飲むと飲まないとでは、お肌の感じが全然違う感じがするんです。簡単に作れるので、本当にオススメですよ♪」
でも実は、空手3段で高校時代は全国大会にも出場するなど、見た目とのギャップがトンデモナイ!
「父の友人が空手の先生だったんです。“なにか好きなもの買ってあげるから、空手始めてみない?”という父からの甘い言葉に誘われて(笑)。なので、学生のときはひたすらご飯を食べて、走って、筋肉を作っていってというアスリートみたいな生活でした。だから“女の子”を目指す隙間なんて全然なかったんです」
芸能界デビューして1年。力をつけるために日々、努力を惜しまない!
「今は、ウォーキングやアクションなど、さまざまなレッスンをさせていただいていて。時代劇にも興味があるので、いつかは殺陣(たて)とかもできるよう、勉強の毎日です」