また、今回だけでなく、過去にも同じような降板劇を繰り広げていたようだ。
「昨年公開されたある映画なのですが、真木さんが出演することが決まっていたにもかかわらず、衣装合わせの段階で降板が決まったのです。正式発表前だったので、世間的には知られていないんですけどね」(映画ライター)
その映画は、彼女と同クラスの女優のスケジュールがたまたま空いていたため、大惨事にならずにすんだ。
降板を聞いた『SUNNY』のスタッフたちの間では、こんなウワサが流れている。
「仲間内では“また真木さんがわがままで降板したんじゃないの?”と話をしていました。撮影前のリハーサルでも、彼女はやけにテンションが高かったときもあれば、急に機嫌が悪くなったり。でも、そのときは、さすがにドタキャンするとは思いませんでしたが……」(前出・製作会社関係者)
さらに、真木を守るべき立場の所属事務所でさえ、ここにきて彼女との間に距離ができているという話も。
「最近は、事務所サイドが“もう彼女はコントロールがきかないから……”と半ばあきらめているという話を聞きました。
長らく支え続けてきたスタッフたちも、もう限界ということなんでしょう。このような状態が今後も続けば、近い将来に契約解除もありうると思いますよ」(スポーツ紙記者)
まさに四面楚歌状態となってしまった真木。本当に彼女はわがままで、撮影をドタキャンしたのだろうか?
取材を進めていくと、彼女の撮影がスタートする1週間ほど前の10月中旬に、真木はプロデューサーや監督と内密な話し合いを行っていた。
「降板について話し合うため、プロデューサーや監督が1度話し合いの場を設けたそうなんです。ですが、そこに現れたのはなんと真木さんひとりで、事務所のスタッフが誰も同席しなかったというんです。
本来であれば、こういった大事な話し合いには事務所の社長なりが出向くのが筋ですが、現場マネージャーすらいなかったといいます」(広告代理店関係者)
なぜ、事務所関係者は誰も出向かなかったのか。そこにはある事情があったそうで、
「真木さんは、どうもプロデューサーと監督に“降ろさないでほしい”と直訴しに行ったようなんです。だから、彼女の事務所スタッフが誰もいなかったんですよ。
ですが、彼女の状態を心配する事務所サイドとしては、この大作を乗り切れる自信がなかったのでしょう。さすがの大根監督も今回ばかりは彼女の映画への意欲よりも、体調面を優先したのではないでしょうか」(映画配給会社関係者)
そこで、降板のウワサの真相を確かめるため、11月9日に買い物から帰宅する真木を直撃取材した。