「'06 年にスカウトされるとティーン雑誌でモデルを務め、'08 年からは女優に挑戦。'14 年に歌手デビューを果たせば、『日本レコード大賞』で最優秀新人賞を受賞。そして今年1月のフジテレビ系“月9”に主演として大抜擢されました」(スポーツ紙記者)
これまで絵に描いたような“シンデレラ・ストーリー”をたどってきた西内まりや。そんな彼女の衝撃的な事件を、『週刊文春』11月23日号が報じたのだった。
「10月上旬、西内が所属する『ライジングプロ』社内で、彼女が“もう我慢できない!”と、同社社長に平手打ちを見舞ったというのです。その後、代理人弁護士を通じて、来年4月以降の契約を更新しない旨の書面を送ったとのこと。事実上の訣別宣言です」(ワイドショースタッフ)
事務所と西内サイドの双方が“ビンタ”を「した」「していない」と、主張は食い違っているものの、最近の彼女は不安定な精神状態であったことは「確か」という声も。
「西内が、不安を感じると息苦しい症状が出る『過換気症候群』に陥っていることも同時に報じられました。その“不安”の一因と見られているのが、ライジングの元マネージャー男性のA氏の存在です」(芸能プロ関係者)
スターダムにのし上がるさまを間近で見守ってきたA氏は、かつて彼女の憧れだった安室奈美恵のマネージャーを務めていた人物でもある。
「長らくウワサされていた安室の独立に備えるべく、ボーカルやダンスに加えてドラムやピアノなど、音楽に通じるあらゆる英才教育を施されてきた西内。根がまじめな彼女は懸命に期待に応え続け、“やり手”のA氏がうまくフォローしていたといいます」(同・芸能プロ関係者)
ところが昨年に事態は急変する。A氏は西内の担当からはずれ、暮れごろには事務所をも退社してしまったのだ。後任として女性マネージャーが就いたのだが、
「歌手か女優かどっちつかずの状況に不満を抱えていた西内は、事務所との間でダブルスタンダードを振る舞っていたという新マネに不信感を募らせていったようです。
また月9や新曲が惨敗したことで心を折られたのかも。恋人とされる呂敏との関係も、A氏との“別れ”の時期から始まったとも言われています」(同・芸能プロ関係者)
ビンタ事件の際、西内は
「私はアンタたちのためにこんなに頑張っているのに、なんで認めてくれないの……」
と叫んだという。唯一、彼女を理解していたのがA氏だったのかもしれない。
「Aさんは今、別の芸能事務所でマネージャーをしています。今回の騒動や、まりやちゃんの暴走にも“信じられない……”と、ただただ驚いているみたいですね。
事務所内で誰も信用できず、相談もできなかった環境がストレスとなり、爆発してしまったのでしょう」(テレビ局関係者)
魔法が解けたシンデレラを待ち受けるのはハッピーエンドか、それとも……。