《今年の大晦日に柏パルーザでイベントを開催することになりました。ここで復帰します。そして、来年に向けて本格的に走り出します》
11月10日、元KAT‐TUNの田中聖が自身のブログで音楽活動の再開を宣言。彼にとって苦難の年を締めくくるカウントダウンイベントだ。
「田中さんは5月24日の夕方に、渋谷区の路上で警察から職務質問を受けたところ、車内で大麻が発見されたため現行犯逮捕されました。結果的に嫌疑不十分で釈放され、不起訴処分になりましたよ」(スポーツ紙記者)
9月にブログで反省文を発表し、現在は実家で暮らしているという田中。その生活ぶりはというと、
「ときどきお昼過ぎに、お母さんの車で出かけているところを見ますよ。ひとりで近くのコンビニやディスカウントストアで買い物をしているみたいです」(近隣住民)
かつては夜遊び好きで有名だったが、夜に出歩く姿は目撃されていない。
「夕方くらいには戻ってきていると思います。一時は田中さんの家にマスコミが来て大騒ぎになりましたが、今は誰も彼のことを気にしていませんよ」(同・近隣住民)
すっかり“昼型”の生活に戻ったようだ。そんな田中に“リアルライフ”の話を聞くべく実家へ。12月初旬の昼下がり、車で帰宅したところを直撃した。
すぐに取材だと気づいた様子で、表情が硬くなった。
─年末から音楽活動を再開されるそうですが、どのような心境ですか?
「はい、すいません。ありがとうございます」
一瞬目を向けてくれたが、すぐに正面を向き直し、小走りで家の中へ入ってしまった。
そこで、復帰イベントの会場となる『柏PALOOZA』に、年末のライブ開催に至った経緯を聞きに行った。担当者に取材の意を伝えると、やはりこちらも硬い表情に。
「彼が柏市の出身なので“じゃあ、うちでやりましょうか?”、向こうも“じゃあ、やりましょう”という感じです。それ以外は特にありませんよ。ここは当日の会場として場所を貸しているだけで、彼は練習には来ていません」
ちなみに、古巣であるKAT‐TUNは現在、活動休止中。来年には再開がウワサされているものの、田中は彼らよりひと足早くステージに戻ることになる。
「田中さんは'13年にたび重なるルール違反行為があったとして、ジャニーズの専属契約を解除され、グループを脱退しました。その後、『INKT』の一員としてバンド活動もしましたが、9月に解散しています」(芸能プロ関係者)
まさに、“ギリギリ”からの再出発。復活イベントでは、どんな“リアルフェイス”を見せてくれるだろうか。