「圭くんが成人したときの記念写真を帝国ホテルで撮影するというので、佳代さんも含めて車で連れて行きました。
父親の敏勝さんが亡くなる以前も、よく帝国ホテルで写真を撮っていたそうで、思い出の場所なのでしょう。
圭くんには“靴はいいものをはきなさい”と伝えていて、写真撮影の前に銀座の『S』という靴店で5万円くらいの革靴を買ってあげました」
その高級靴をはいて撮影に臨んだ圭さんだったが、婚約者である竹田さんは写真に入れてもらえず、つまりは“タクシーがわり”に。
「お祝いの言葉」にまさかのクレームも
ほかにも、'10年のこんな出来事が佳代さんへの“違和感”を募らせていった。
「圭くんの誕生日を祝うため、東京・港区内の高層タワーの41階にあるフランス料理店『F』で食事会を開きました。
その際にサプライズケーキを用意して、プレートにチョコレートでお祝いの意味を込めた英語のメッセージを、お店の外国人スタッフの方に書いてもらったんです。
しかし後日、佳代さんが“あの英語は意味がよくないって圭ちゃんが言ってる”とクレームをつけてきて……。
せっかく用意したのに、残念でした」(竹田さん、以下同)
さらに、婚約してから間もなく、佳代さんは竹田さんにこんなお願いを……。
「婚約してから2か月後くらいに佳代さんから“竹田さんの生命保険の証書が欲しい”と言われたので渡しました。
もともとの受取人は娘でしたが、婚約するにあたって佳代さんに書き換えたので証書のコピーを渡したところ、“死亡金が500万円では少ない”と言われたのです。
私としては、亡くなったあとに自分のマンションを売却すれば、死亡金と合わせてそれなりの額になるので、問題ないと思っていたので、とても驚きましたね」
婚約してから2か月で、生命保険の受取人になる手続きをすませていた佳代さんだが、連絡が来るときは、必ずお金を無心してくることに愛想を尽かした竹田さんは、'12年9月に婚約を解消。
竹田さんはその後、それまで貸した約430万円を返金してほしい旨の文書を送った。その数日後、佳代さんと圭さんが竹田さん宅を訪れ、専門家に相談したのか、“贈与”だと主張する手紙を手渡してきたのだ。