12月上旬、トルコを訪問予定の秋篠宮ご夫妻。11月7日には、日本とトルコの外交関係樹立100周年を記念した展覧会に足を運ばれた。
秋篠宮ご夫妻がトルコの文化に興味
「ご夫妻は、オスマン帝国やその君主が居住した宮殿における貴金属や焼物の数々をご覧になられました。“これはどのような使い方をしていたのですか”と質問なさるなど、トルコの文化に興味をお持ちのようにお見受けしました」(『出光美術館』学芸員・徳留大輔さん)
ご夫妻でのお出ましも多かった秋の公務ラッシュが落ち着き、秋篠宮さまは11月30日に59歳の誕生日を迎えられる。
「昨年はネットを中心としたバッシングに対する“反論する場合の基準作り”について、ガイドラインの制定は要検討という見解を示されました。1年が経過し、今年は進展があるのではないかと注目が集まっています」(皇室担当記者)
紀子さまは今年9月の誕生日文書で、秋篠宮家へのバッシングに対し、《心穏やかに過ごすことが難しく、思い悩むことがあります》と複雑な胸の内を吐露された。
「佳子さまのご結婚や悠仁さまの進学先など、秋篠宮家に関心が寄せられる昨今、さまざまな報道や世間の声を受けて、疲弊されているのだと思います。紀子さまも事実と異なる報道に対して、“どう対応するべきなのか”悩まれていることでしょう」(皇室ジャーナリスト、以下同)
現状の皇室は具体的にどのような基準で“反論”を行っているのだろうか。
「宮内庁のHPには《あまりにも事実と異なる報道がなされたり、更にはその誤った報道を前提として議論が展開されているような場合》は事実関係を指摘すると記載があります。このアナウンスのとおり、具体的にどこまでの報道に対して反論するかを明らかにするのは難しく“あまりにも”という抽象的な表現の範囲以上のものは設定できていないのが現状です」