3月13日、台湾のIT系企業が開発、製造した電動アシスト自転車『BESV』(ベスビー)の新モデル発売記念イベントに出席した女優・のん。
昨年3月に同自転車のアンバサダーに就任してからは、地方の仕事の際にも持参して現地で乗るほどのお気に入りだとか。
「つい先日も、『あまちゃん』の舞台となった岩手県を訪れた時に乗ったそうです。あまり目立ってはいませんが、東北地方の復興プロジェクトの応援キャラクターも務めていますし、岩手県は彼女にとって重要な場所になっていますね」(スポーツ紙記者)
'16年7月に所属事務所から独立、それまでの芸名『能年玲奈』からのんに改名した。以降は露出が減ったようにも見えるが、女優として確実にペダルはこぎ続けているようだ。
それにしても、
「能年さんと自転車と言えば、思い出すのが『木梨サイクル』ですね(笑)。祖師谷商店街を無邪気に乗り回す姿が印象的で、あのときは独立なんて思いもしませんでした。あの自転車も“乗り換えた”のでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)
'14年8月に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)にゲスト出演したときのこと。「能年玲奈、自転車をもらう。」という企画で木梨憲武に連れられたのが、祖師ヶ谷大蔵にある『木梨サイクル』だった。
そこで木梨の父・作三さんからプレゼントされたのが、人気メーカー『GIANT』社製のグリーンのシティーバイク。
当時、ラジオでこの出演を「'14年で1番テンションが上がった瞬間」として話し、「どんどん乗らせてもらおうと思ってます」とよろこんでいたのん。
あの自転車はどうなったのか。通常、修理やメンテナンスなどのアフターケアは購入した店舗に見てもらうことが多いのだが……。
木梨サイクルのスタッフに聞くと、
「とくに(自転車がどうなったか)聞いていないですけども、(『BESV』とは別に)普段乗りに使っているんじゃないでしょうか。
お忙しいでしょうし、何かあるたびにこちらにとはいかないでしょうから、おそらく近くの自転車屋さんで見てもらっているのかもしれません。今も乗ってくれていたらうれしいですね」
店舗の奥にいたのは、昔ながらの自転車職人らしさを感じさせる作三さん。
「いや、(のんは)見ていないね。目黒の事務所に配達したのは覚えているけど、その後はこっちには来ていないし、点検もしていないからね。まあ、事務所で乗っているんじゃない?」
彼女の独立を知らずとも無理はない。ただ、今も自転車を大事に乗ってくれていることを思う作三さんだった。
一方で3月に終了する、その『みなおか』。長男・憲武のこれからについては、
「後の話はよく聞いていないけど、絵のほうもあるしいろいろ何かしら考えているんじゃないかな。
たまにこっちにも来るけども、(店舗の)アイデアや指示を出したらすぐに帰るからね。最近は所(ジョージ)さんのところ(世田谷ベース)にも行っているみたいだよ。(憲武が『木梨サイクル』を継ぐことは?)いや~(苦笑)」
ノリものんも仕事の、人生のギアはまだ上がりそうだ。