NHK大河ドラマ『西郷どん』で、徳川家を支える篤姫を演じる北川景子。将軍・徳川家定(又吉直樹)の正室となり、やがて大奥を取り仕切るという重要な役どころだが、実は大河ドラマは今回が初出演。
4月7日に出演したNHKの『土曜スタジオパーク』では、「毎日30~40分歩いている」と体力維持のために早歩きしていることを明かした。
「撮影当初は着物とかつらが重く、さらに薩摩弁の発音にも苦労していたそうで、眠れなかったこともあったといいます。最近は家定役の又吉と役柄同様に和気あいあいとした雰囲気です」(テレビ誌ライター)
ドラマでは家定と篤姫はお互いに見守り合いながら、にこやかに過ごすイメージで描かれているという。
「家定は心優しく、才能豊かな人物として描かれていますが、又吉さん自身も作家であり、お笑い芸人。それだけでなくファッションや絵にも詳しく、北川さんとも話が合うようです」(ドラマスタッフ)
北川と言えば大の宝塚ファン。3月に出演した『あさイチ』(NHK)でも、自宅で夫のDAIGOと一緒に宝塚歌劇団の有料チャンネルを見て楽しんでいると語っている。
「DAIGOと一緒に歌ったり踊ったり、せりふを言ったりしながら放送を楽しんでいるそうです。実は『西郷どん』の現場でも、宝塚の音楽をイヤホンで聴いているそうで、又吉さんとも宝塚の話題で盛り上がっています」(前出・同スタッフ)
島津斉彬役の渡辺謙と北川は今回が2度目の共演になるが、「北川さんがガチガチに緊張して、はじめは全く謙さんに話しかけることもできなかった」(スポーツ紙記者)という。
「謙さんはいつも現場の細かいところまで気遣って、よく冗談を言って和ませてくれています。
北川さんとも鹿児島ロケから一緒で、緊張している彼女を笑わせたり、演技のアドバイスをしたり“いい親子”関係です。謙さんとも宝塚のことを楽しそうに話しているみたいです」(前出・同記者)
北川にとって愛する宝塚は、どんな時も支えてくれる最強の存在のようだ。
<取材・文/小窪誠子>