「今は7月末に公開される劇場版『コード・ブルー』の宣伝でテレビや雑誌に出演をしている山下さんですが、3月には唯一のレギュラー番組だったラジオも終了して、メディア露出が徐々に減っている状態です」(スポーツ紙記者)

 その人気ぶりに少し陰りが見えてきている山下智久だが、『コード・ブルー』と同じ今夏に、長らく温めていた“海外案件”がついに日の目を見ることになるという。

「一昨年から撮影に参加していた中国映画が、ついに公開となります。最終的にタイトルは『解碼遊戯』に決定したそうで、元SUPER JUNIORの韓庚さんとの共演ということもあり、現地でもたびたび撮影の様子が報じられてきました」(同・スポーツ紙記者)

 中国への進出は本人たっての希望だったようだ。

「公式サイトで現地のファンに向けて中国語で日記を綴るなど、これまでも水面下で活動を進めてきました。そのプロジェクトを取り仕切ってきたのが、元SMAPのマネージャーだったIさん。今回の映画は、彼女が退職前に残した“最後の置き土産”だとも言われています」(映画ライター)

 それだけに気合の入り方も違っていた。頻出する過激なアクションシーンも、ほぼスタントなしで臨んだ。

「爪が半分はがれてしまったり、ひじをすりむくなど、ケガの連続だったそうです。それでも“このチャンスを生かしたい”と必死に取り組んだとか」(同・映画ライター)

 '16年からたびたび海外メディアにも取り上げられてきた今回の撮影だが、ここまで公開が遅れたのには、中国の“特殊な映画事情”が関係している。