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「もう、フツーでしょ?」
嵐の二宮和也がそう言って、電動キックボードで街中を颯爽と走る。これは、11月1日より公開中の『LUUP(ループ)』のテレビCMだ。
LUUPは、電動キックボードなどのレンタルサービスを提供。街中に設置された“ポート”と呼ばれる場所で、電動キックボードの貸出と返却ができる。
サービスは2020年にスタート。ポートの設置数は、当初の50か所から、全国で1万箇所にまで増加。
都市部ではLUUPの電動キックボードに乗る人を見かけることも珍しくなくなった。
ただ、新たなサービスがスタートすれば、さまざまなトラブルがつきもの。
《18個分の『積載禁止』をガン無視!》
Xに、そう投稿があったのは11月10日。画像を見ると、地面に埋まった水道メーターボックスの上に、LUUPの看板と緑のテープが貼られている。水道メーターの上に、LUUPのポートが設置されていた。水道メーターのプラスチック製の蓋に《積載禁止》と書かれていることや、検針の妨げになることを問題視。
メーターの上には物を置かないで下さい
たしかに、東京都水道局のホームページを見ると、こんな“おねがい”が記されている。
【メーターの点検や交換を行えるよう、メーターの周りや、メーターの上には物を置かないで下さい】
Xに投稿された画像の状態は明らかなルール違反だとして、SNSにはこんな声が。
《私が検針員だったら管理会社に水道供給停止通告しますね》
《LUUPって企業としてのコンプライアンス皆無なんだろうな》
《ほんまに水道の検針どうするん? LUUP考えた人アホすぎんか? これも天下りのがん細胞やね》