3月のコンサートなど、現在の桜田の活動に深く関わる、格闘技団体の元代表で、現在は映像や出版のプロデューサーであるAさんに新作について話を聞くと、
「会場限定の作品はシリアルナンバーが入ったもので、今回はコンサートに来られなかった方向けの通常盤ですね」
大手レコード会社を使わなかった理由については、
「作品という“モノ”はすでにあったので。本当に作品自体は会社とかではなく有志が集まって作りました」(Aさん)
被害者の会などからのクレームについては、現状届いていないという。
『ウルトラ・ヴァイブ』という流通を請け負う会社にも、新作の発売について問い合わせると、
「うちは流通だけで、桜田さんが限定で発売されたものを、全国流通するという形ですね。桜田さんご自身で作られたものを、こちらに(流通を)お任せいただきました。知名度がある方ですし、受注の数もいいと思います。クレームなどはいまのところはないです」
桜田の今後の活動について、前出のAさんは、
「営業的な仕事はあまりなくてボランティアが多いんです。介護施設で歌ったり。それを続けていこうと。派手な話にはなっていないですよ(笑)」
満を持して発売される新作は、業界の目、被害者たちの目にはどのように映るのだろうか─。