比類なき美貌を持つ彼女たちは市井からは想像もつかない経験をしているもの。危険な激突、ココに! 女は競ってこそ華――。意地とプライドが火花を散らす、美女優バトルをお届けしよう。

 今やテレビドラマに欠かせない美熟女優、米倉涼子(43)と石田ゆり子(48)には男を巡る因縁がある。

「交際時期はかぶってはいませんが、米倉も石田も元・男闘呼組の岡本健一と交際していたことがあると噂されているんです。どちらも共演が熱愛のきっかけでした」(芸能記者)

 石田と岡本は97年の連ドラ『不機嫌な果実』(TBS系)で共演。不倫妻を演じた石田は妻子ある岡本と、私生活でも関係を深めたようだ。一方、米倉は11年の舞台『風と共に去りぬ』に主演した際、過去にドラマで共演した岡本が米倉の自宅マンションを訪れていたことが発覚。熱愛が明るみに。

「2人の関係は、その1年前から噂になっていました。当時の岡本は前妻と離婚していたためフリーでしたが、結局、米倉とも約1年後に破局しています」(前出の女性誌記者)

 石田は石黒賢、米倉は市川海老蔵との交際が有名だが、それ以外にも噂になった男は少なくなさそうだ。その後、米倉は一般男性と結婚して離婚。一方、石田は独身を続けているが、

「テレビ局も気を遣うので、まず米倉と石田が共演することは今後もないでしょう」(前出の芸能記者)

聖子のメンタル最強説

 80年代を代表するアイドルだった松田聖子(56)と中森明菜(53)の確執も根深い。聖子は80年、明菜は82年にデビュー。80年代のアイドルシーンを二分する人気者になった両者だが、“ブリッ子聖子”“ツッパリ明菜”といわれたようにキャラは対照的だった。

「歌唱力は甲乙つけがたい2人ですが、明菜は85年、86年と2年連続でレコード大賞を受賞。実績で聖子を大きくリードすることになりました」(芸能記者)

 “事件”は89年2月に起きた。明菜の彼だった近藤真彦と聖子の“ニューヨーク密会”が報じられたのだ。

「当時の聖子は仮面夫婦といわれながらも、最初の夫・神田正輝と結婚していました。聖子がマッチに、ちょっかいを出した形でした」(女性誌記者)

 後に米国人男性ジェフ・ニコルスやダンサー、アラン・リードとの肉体関係が明るみに出るなど、聖子の奔放さは関係者の間でつとに知られていたが、

「聖子がマッチに自分から会いに行ったのは、飛ぶ鳥を落とす勢いだった明菜に対する嫌がらせ、意趣返しと見られても仕方がない面がありますね」(前出の八木氏)

 同年7月、明菜がマッチの自宅マンションで自殺を図るという衝撃的な事件が起きる。芸能レポーターの石川敏男さんは振り返る。

「明菜の自殺未遂はおそらく、聖子とマッチの密会報道に対するリアクション。明菜がもう少し精神面でタフだったら、その後の展開も違ったものになっていただろうね。それにしても聖子はメンタル強すぎだよ」

 鋼のメンタルと奔放下半身、やはり聖子は強かった。