「ソロになってからは自分の音楽性を強く打ち出すように。ダンサブルな曲や打ち込み系が多くなり、アーティスティックな姿勢が明確になります。ほかのアーティストとのコラボも、山下さんの気持ちを動かしたんでしょう」(音楽ライター)
これからの山P、どうなるの?
山下は今、はっきりと海外を意識し始めている。近い将来の進出に向けて、彼が力を入れているのは海外アーティストとの人脈づくりだ。
「ロサンゼルス在住の有名アーティストのプロデューサーと絆を深めているそうです。すでに楽曲の相談も行っていると聞きますよ。
日本のアイドルファンに向けた楽曲だけでは飽き足らなくなったのでしょう。コアな音楽ファンにも評価されるような楽曲の制作に取りかかっているようですね」(前出・レコード会社関係者)
アメリカやヨーロッパの音楽に照準を定めるだけでなく、マーケットとしてアジア圏にも目を向けている。
積極的に中国映画に参加したり、中国限定のSNSアカウントを開設するなど、新しい試みに次々とチャレンジしている。山下が歩みを進めるこの分野ですでに成功を収めているのが、ほかならぬ赤西なのだ。
「中国をはじめとしたアジア圏で、赤西さんはアーティストとして大人気。山下さんにとっては頼りになる先輩でしょう。彼に海外の音楽シーンの現状を聞いたり、アドバイスを受けたりすることができれば、山下さんの海外進出には間違いなくプラスとなります。
今回のアルバムで赤西さんの相棒に協力を仰いだのは、将来を見越して関係を強化しようという意図もあったのではないでしょうか」(同・レコード会社関係者)
極秘コラボは、山下が“国際派アーティスト”へと成長する大きな第一歩だったのかもしれない。