現場となった石原容疑者の自宅は周囲から「浮いていた」と近隣住民が明かす。
「以前、犬のフンの“犯人はわかっている”という貼り紙を自宅の壁にされていたんですが、そこに暴力団の名刺も一緒に貼ってあってすごく怖いと思いましたね。防犯カメラもたくさんついているし、外からは生活が見えないようにするなど何をしている人なんだろうと思っていました」
58歳で大学院に行き、61歳で税理士免許を取得したという石原容疑者。もともと不動産関連会社役員など複数の収入源を持ち、港区南青山にもビルを所有。現場となった神泉町の自宅は'11年に購入。約270平方メートルの土地に地下1階、地上3階建ての豪邸で、高級外国産車のベンツとポルシェカイエンを所有。
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石原容疑者を古くから知る男性は事件を聞いても「まったく驚かなかった」という。
「死んじゃってびっくり、って感じじゃないかな。彼は若い女性をモノみたいに扱っていて複数の若い女性を食い物にしていた。どれくらいクスリを盛ったら(被害者は)どうなるのか試されたのか、遊び感覚でクスリを盛ったんでしょう。殺意はなかったと思いますけど」(同男性)
とはいうものの、致死量の100倍の覚せい剤を所持するとは並大抵のことではない。
「彼は事件屋と呼ばれていて、不動産業界でも有名な存在でした。ほかが扱わない問題物件を扱うことからそう呼ばれていましたね。問題物件というのは暴力団関係の物件のことです。大量にクスリを入手できるルートはあったわけです」(同男性)
石原容疑者は調べに対し容疑を否認している。