「ここで“自分磨き”のために雇ってもらっています。昨年の12月からいます」
─民宿では何をしている?
「お風呂掃除をしたり、お客さんに出す料理のお手伝いもしています。今までの私は破天荒すぎました。小さいころから芸能界しか知らず、一般的な社会人として生活したことがないと、58歳で気づいた。実際に働いたらどういう経験ができるのかと、こちらでお給料をいただき、3食つきで毎日お手伝いをしています」
民宿の夫妻によると、泰葉はイラン人婚約者と以前、1週間ほど客として宿泊したことがあったという。その縁で今回、泰葉からの申し出を受け入れ、雑用係として雇った。
「まかないは無料なのですが、彼女は自分の意思でお金を払ってくれます。お酒も飲まずにスリムになって頑張っていますよ」(民宿のママ)
─借金の返済は?
「それは弁護士の先生が入っているので、お金を返したかも含めてお答えできません」
─実家の母親から資金援助を受けている?
「いっさいありません。やはり親なので心配していると思いますが。民宿にいると先週メールしましたが、詳しい場所は伝えていません」
─ブログは強制退会させられた?
「自分から閉鎖したんです。ウソじゃないですよ!」
すっかり転身した泰葉だが、芸能界に未練はないのか。
「私は世間知らずだし、芸能界独特の見せ方がわからなくなった。芸能界もダメだったし、一般人にもなれないから、奥さんになろうと思ったのですが結婚もできなかった。それで、ここに来て働き始めたのですが、だんだん生きていく自信がついて、今は芸能界を一生引退しないと思えるようになりました」
立ち直るには問題は山積みだが、今は民宿の床と自分を磨き続けるしかない。