5月22日、元KAT-TUNメンバーの田口淳之介容疑者(33)と、交際相手で女優の小嶺麗奈容疑者(38)が、大麻取締法違反(所持)の容疑で現行犯逮捕された。
2016年3月にグループを脱退し、ジャニーズ事務所を退所した田口だが、ここ最近はビジネスが先細りし、活動が立ち行かなくなっていたと、5月27日付の『スポーツニッポン』が伝えている。
13時間で1000円
ジャニーズ事務所を退所してから3か月後に設立した個人事務所は、資本金300万円で、田口が代表取締役、内縁関係にある小嶺が取締役を務めた。事務所設立後は、2人とも積極的に関係各所へあいさつ回りを行い、歌手活動以外の展望も語っていたという。
2017年2月には大手レコード会社「ユニバーサルミュージック」と契約し、メジャーデビューしたが、CD売り上げは約4000枚と伸び悩み、2018年11月には契約解除となってしまった。
「ここ数年は、生活資金を稼ぐために2人でパチンコ店に通っていたようです。ただ、負けてしまうことも多く、店外で言い争っている姿も目撃されています。田口はさらに、なんとか金を稼ごうと麻雀もよく打っていたそうです」(女性誌記者)
芸能関係の仕事が低迷していた田口と小嶺だが、パチンコ、麻雀以外にも収入源を求め、駐車場ビジネスも展開していたという。
「駐車場ビジネスで言うと、たとえば新宿駅からそう遠くない3階建ての田口の実家1階も時間貸しの駐車場にしています。『T』という駐車場予約サイトにも掲載されていて、サイトには実家の写真が3枚、よく見ると表札も写っています。夜間から日中にかけては13時間で1000円、日中から夜にかけては11時間で1000円と、かなり良心的な価格設定ですね。まあ、それだけお金に困っていたのかもしれないですね」(前出の女性誌記者)
『スポーツニッポン』では、駐車場ビジネスについて、芸能人として生活できるレベルではなかったと報じている。
田口と小嶺は、日々の不安を忘れるために、大麻に手を出してしまったのだろうか……?