過去に強盗事件を起こし、複数の近隣トラブルも

 京都府警は19日、事件の重大性を鑑みて回復を待たずに放火容疑の男の本名が青葉真司(41)だと公表した。

「青葉容疑者は、'12年に茨城県内のコンビニエンスストアで店員男性に包丁を突きつけて現金2万円を奪う強盗事件を起こしています。逃走したものの、その日のうちに出頭し、“オウムも捕まり逃げきれないと思った”などと供述。'12年当時、長く逃走を続けていたオウムの指名手配犯が続々と逮捕されていたことからオウム事件の残党か、と噂されましたが、後にまったくオウムとは無関係なこともわかり話題になりました。また精神科の通院歴がある可能性があります」(ワイドショーディレクター)

 この事件当時、生活の拠点にしていた茨城県内の雇用促進住宅関係者が当時の様子を語る。

容疑者と面識はないけど、管理人さんによると彼の部屋の壁はハンマーで殴ったみたいに複数の穴があいていたんだって。ほかにも叩き割ったパソコンとかが残されていたみたい

 コンビニ強盗事件後の青葉容疑者は、さいたま市内の更生保護施設に入所、'16年6月からは同市見沼区内のアパートでひとり暮らしをしていたという。しかし、ここでもトラブルの連続だった。

「ロードバイクで昼夜問わずに疾走していました。夜中の2時、3時に重低音の音楽がたびたび流れてきて耐えきれず飛び出したら、ほかの方が通報したのか警察が容疑者の家を訪ねていたということも4、5回ありました」(同アパートの住人)