「おふたりの交際は'12年から始まりましたが、同年に眞子さまはイギリス、小室さんはアメリカへそれぞれ1年間の交換留学をされて、遠距離恋愛の形になっています。
留学から帰国後の'13年12月に小室さんからのプロポーズをお受けになった眞子さまでしたが、大学卒業後の'14年秋から再び、イギリスの『レスター大学大学院』に1年間のご留学。
そのころの小室さんは、日本で『三菱東京UFJ銀行』(当時)に入行していて、結果的に2度、遠距離でいながらも愛を育まれています。
そういった経験から、小室さんの3年間の留学で離ればなれになることに対して、普通のカップルよりも“耐性”がおありだと思います」(前出・皇室ジャーナリスト)
小室さんとの結婚が悲願である眞子さまだが、お母さまはどんな思いを抱えられているのだろうか─。
決着をつけることはない
「10月2日、紀子さまは都内で上映された映画『蜜蜂と遠雷』を、出演者の松岡茉優や森崎ウィンらとご一緒に鑑賞されました。
それぞれ異なる事情を抱える4人のピアニストが、人生をかけたコンクールでぶつかり合うというストーリーです。紀子さまはクラシックの演奏シーンについて“会場にいるような臨場感でした”と感想を述べられていましたね。
ただ、関係者の間では“ピアノといえば、小室さんの特技では……”と囁かれていました」(前出・皇室担当記者)
'17年の秋篠宮さまのお誕生日での会見では、小室さんの印象に関して、
《小室さんの優しいピアノの音色を聴きながら、私たちは心和むひとときを過ごしました》
と、発言されていた紀子さま。今回の映画鑑賞中に、小室さんのことが頭をよぎられたのかもしれない……。
そんな紀子さまの頭を悩ませているのが、眞子さまの結婚騒動に端を発した“秋篠宮家への逆風”なのだが、この騒動が年内に決着しないことは以前、週刊女性が報じている。
「10月には『即位礼正殿の儀』、11月には『大嘗祭』などの即位関連の重要な儀式が行われるため、秋篠宮ご夫妻や宮内庁が、眞子さまのご結婚問題に決着をつけることはないと、内々で決まっているそうです。
9月の紀子さまのお誕生日での文書回答のように、11月に控える殿下のお誕生日会見でも、結婚問題への明言は避けられるでしょう」(宮内庁関係者)
しかし、ご夫妻の記者会見や文書回答で、眞子さまの結婚問題に関する質問機会があるたびに“ゼロ回答”であることに対して、皇室ウォッチャーでコラムニストの辛酸なめ子さんは、次のような感想を持ったという。