香取慎吾の初アルバム(円盤化)が決定しました。オリンピック・パラリンピックの年2020年そして、その最初の日(1月1日)に皆さんとワイワイ楽しみたいという思いを込めて、タイトルを決めました》

 11月1日に『新しい地図』公式サイトで、ソロアルバム『20200101』を'20年1月1日にリリースすることを発表した香取慎吾。SMAP時代も含めて、“香取慎吾”名義でソロアルバムを発表するのは初めてのことだ。

 しかし、気になるのは1月発売ということ……。

「1月8日には、同じく“初のソロアルバム”という触れ込みで、木村拓哉さんが『Go with the Flow』でソロデビューします。しかも、香取さんのアルバムもともに、豪華アーティストが参加しているところまで“被って”います。当然ながら、売上ランキングでの“対決”に目が行ってしまいますよ(苦笑)」(スポーツ紙記者)

 元SMAPの“メインヴォーカル”同士が、偶然にも同月にソロデビュー。互いに負けじと、あらゆる場でのPR活動が繰り広げられそうだ。中でも、大きな舞台となるのが歌番組だ。

やはり、注目されるのが『ミュージックステーション』(テレ朝)。特に新年1発目の放送では“目玉”がほしいところで、木村さんの出演交渉が進められていると聞きます。ですが、そこに加えて香取さんのサプライズ出演もあるのではないでしょうか。共演はありえない話と思われるでしょうが、これはもう、あながち“絵空事”ではなくなっているんですね」(前出・レコード会社関係者)

ジャニーズの圧力が発覚して

 これまで、テレビ局によるジャニーズ事務所への“忖度”がたびたび囁かれてきた背景がある。

ジャニーズタレントと元ジャニーズを共演させない、または番組で起用しない、などの“暗黙の了解”があったとも言われます。それは元SMAPの3人もしかりで、退社後に軒並みレギュラー番組が終了したことにも影響があったのかもしれません。ところが、徐々にですが“復帰”の波が来ています」(芸能事務所関係者)

 今年7月、ジャニーズ事務所が独占禁止補違反につながる恐れがあるとして、公正取引委員会から注意を受けたことが明らかにされた。ジャニーズは否定したものの、元SMAP3人の出演についてテレビ局に“圧力”をかけたというものだった。

「ジャニー喜多川社長が亡くなって間もなくのことだっただけに衝撃でした。パワハラやモラハラが問題視される昨今、芸能界やテレビ局にも変化が求められている証でしょう。なんにせよ、これでテレビ局、そして『Mステ』も香取を“出演させない理由”がなくなったということ」(前出・芸能事務所関係者)

 もともと『SmaSTATION!!』などでテレ朝とは良好な関係にあった香取だ。『Mステ』出演も現実味を帯びる。

 また、木村と香取を共演させることは、ジャニーズにとってもメリットになるとも。

これって、ジャニーズが新体制になって、“健全な運営をしている”とアピールする絶好の場じゃないですか? それに仲の良い姿を見せれば、相乗効果で互いのアルバムが“スマ売れ”すると思いますよ。あわよくば、これを機会に20年のパラリンピックで“SMAP再集結!”はさすがに絵に描きすぎですか(笑)」(前出・レコード会社関係者)

「久しぶりだね~」と、タモリと2人が笑顔でワイワイするところが見たい。