芸能人という設定ならではの“マスク越しのキス”
息ぴったりに“あるある”を披露してくれたふたり。ということは、ラブシーンでもテレない?
片寄・橋本「テレないですね」
片寄「映画の予告編にも出ていた“鼻かじキス”の撮影は、橋本さんに内緒でやったんです。AB型って、予定外のことがそんなに得意じゃないんですよ。なので、さすがに驚かれていましたね」
橋本「めっちゃ、ビックリしました。台本には“鼻にキスをする”って書いてあって、リハーサルまでそうだったんですけど、本番で突然。原作のコミックにある“鼻かじキス”、実写ではやらないんだなと思っていたんです。
だから、できあがった作品を見たときに自分がすごくいい反応をしていて。驚くお芝居と、純粋に初めて鼻をかじられて“どうした?”っていう動揺が出ていて」
片寄「僕もこの作品以外で人の鼻をかじることはないんじゃないかと思います(笑)。でも、原作の再現性が高い、すごく印象的なシーンになりました。
漫画ってとてもキレイに描かれているので、実写にしたときにどういう見え方になるのかがわからなくて。今回、挑戦させていただけてありがたかったと思いますし、このシーンにたどり着く流れも見てほしいですね」
“鼻かじキス”のほかにも、たくさんのドキドキや胸が締めつけられる瞬間が閉じ込められている作品。その中でもふたりが印象に残っているというのが“マスク越しのキス”。
片寄「マスクは、芸能人という設定のこの作品ならでは。女性はドキドキすると思いますよ。(同じ芸能人である)こっち側からするとヒヤヒヤしてしかたないほうのドキドキもあって」
橋本「この作品で描かれている芸能界って、本当にリアルなんです。“マスク越しのキス”も人通りのあるところで引きの画で撮影をしていて、すっごくリアリティーがある。芸能人っていう設定じゃなかったら“なんでマスクしてるの? 取りなさいよ”ってなりますよね(笑)」