「発表が遅れてファンもやきもきしたでしょう。今年はジャニー喜多川さんが亡くなった年ですから、“喪中”を理由に開催を控える声もあったといいます。でも、故人が常々口にしていた“Show must go on(何があってもショーの幕をあけなければならない)”の精神を尊重したのかもしれません」(レコード会社関係者)
12月11日放送のフジテレビ系『2019 FNS歌謡祭』にて、『ジャニーズカウントダウンコンサート』の開催が明らかにされた。'98年から東京ドームで開催されている12月31日の“風物詩”だけに、ファンもひと安心したことだろう。
発表された出演メンバーには、V6の長野博、NEWSの小山慶一郎、関ジャニ∞の安田章大、Sexy Zoneの佐藤勝利ら'20年の「年男」も名を連ねている。彼らは1夜限定の「年男ユニット」として、“カウコン”を盛り上げることになりそうだ。
「本来なら、同じく子年の元TOKIOの山口達也、元関ジャニの錦戸亮らも参加して、さらに豪華なメンツになるところでしたが(苦笑)。でも、彼らの存在を忘れさせるビッグな年男がサプライズ出演するかもしれませんよ」(前出・レコード会社関係者)
ソロデビュー宣伝の“絶好の場”という条件に加え──
そう、出演予定者には名前がなかったものの、SNSなどでファンが出演を切に願っているのが、
《子年の木村!年男企画に出て》
《後輩くんたちに囲まれてる木村くんが観たいな》
《年男だし、CD出るし、木村くん出るかも》
来年に年男になる、1月8日にソロアルバム『Go with the Flow』のリリースを控えている木村拓哉だ。この20年間で、彼がカウコンに出演したことは、ない。
「SMAPで唯一出演したのは’13年、香取慎吾が番宣で出演しただけ。SMAPの年越しは紅白歌合戦終了後、都内にある高層タワーのラウンジでスタッフらと打ち上げをして、それぞれ解散というのが例年の流れだったようです。キムタクはというと帰宅後、家族水入らずのお正月を迎えていたといいます」(芸能レポーター)
しかし'20年は、ソロプロジェクトを成功させて、さらなる飛躍の足掛かりとしたい特別な年。翌日から各メディアで大きく報じられるカウコンへは、ソロデビューに向けて絶好の宣伝の場になるのだとも。
「カウコンを中継するフジテレビとしても是が非でも出てほしい理由があります。1月4日、5日に放送される同局60周年記念ドラマ『教場』です。主演の木村さんがステージ上で宣伝してくれれば、視聴率アップにつながります。1月1日には『さんタク』もありますしね」(テレビ局関係者)
確かに“出ない理由はない”ほどに、木村のカウコン出演の条件が整っているように思える。
そして“ジャニーズの父”ことジャニー喜多川さんの存在だ。
「当然、“追悼企画”が検討されているようです。そうなれば近藤真彦さんや東山紀之さんらもゲスト出演するでしょうし、キムタクも“ジャニーさんのため”という大義名分が立つというもの。
まあ、どうせなら同じく年男の中居正広、ジャニーさんにお世話になった元ジャニタレントの面々。それこそ『新しい地図』の3人も出演すれば最高の手向けになるのですが、その時間は日テレ(『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』)でしたね」(前出・テレビ局関係者)
例年以上のチケット争奪戦になりそう。